特許
J-GLOBAL ID:200903078188190370

投薬システム及び投薬方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松原 伸之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-358835
公開番号(公開出願番号):特開平11-267225
出願日: 1998年12月17日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 1回の作動動作によりバイアルディスペンサを連続的に充填し、充填された薬剤を投与する計量分の薬剤を投与するための投薬システムを提供する。【解決手段】 バイアルディスペンサ200は、前方ベロー部4と、後方ベロー部7と、内部ピストン機構9と、薬剤貯蔵室8と、投薬キャビティとを具備している。カートリッジ100は、カートリッジ内に配置されているノッチ付きレバー102とくさび形アーム103と共に動作して、投薬キャビティに薬剤を充填し排出するトリガー機構101を有している。トリガー機構を押し下げると同時に、ノッチ付きレバーによって、前方ベロー部が伸張し、かつ後方ベロー部が圧縮されて投薬キャビティに薬剤が充填される。前方ベロー部が既定の距離だけ延びると、ノッチ付きレバーはくさび形アームによって前方ベロー部から外れ、これにより薬剤をバイアルディスペンサのノズル2を通って排出させる。
請求項(抜粋):
ある一定量の薬剤を保持するバイアル(管壜)と、前記バイアルへ流体を通過させ、かつピストン機構と、前記バイアルから薬剤を収容するための既定量の投薬キャビティとを収容する弾性の変形可能な本体において、前記ピストン機構が操作上前記変形可能な本体と連結し、その軸線に沿って本体が変形すると同時に本体の軸線に沿って移動するような本体と、前記変形可能な本体に接続され、前記投薬キャビティに収容された前記薬剤を排出できるようなノズルと、前記バイアルと、前記変形可能な本体と、前記ノズルとを保持するハウジングにおいて、前記ノズルを収容する開口部を備えた前方壁体と、前記ノズルと、前記本体と、前記バイアルとを、前記ハウジングの先端から前記ハウジングの後端までのハウジングの軸線に沿ってこの順にほぼ一直線状に収容しているハウジングと、1回の作動動作により、前記投薬システムを作動して前記バイアルから薬剤を前記投薬キャビティに連続的に充填し、次に前記投薬キャビティから前記薬剤を排出する、前記ハウジングに操作上連結されるトリガーと、前記トリガーと操作上連結され、かつ前記本体が包囲位置にあるときに前記変形可能な本体と開放可能に噛み合うレバーにおいて、前記レバーが、前記トリガーの前記作動動作の第1段階に入ると同時に第1の非包囲位置方向へ移動することができ、かつ前記変形可能な本体の少なくとも一部を変形し、前記ハウジングの後端方向へ軸線に沿って前記ピストン機構を移動させ、さらに、前記ピストン機構の前記動作により、薬剤を前記バイアルから前記投薬キャビティへ流して前記投薬キャビティを充填させるレバーと、ハウジングの内部に配置され、前記作動動作が引き続き第2段階に入ると同時に前記変形可能な本体から前記レバーが外れるように、前記第1の非包囲位置で前記レバーと対向するレリースアームにおいて、前記変形可能な本体が前記レバーから外れると同時に前記包囲位置に戻り、かつ前記ピストン機構が前記変形可能な本体と共に前記ノズル方向へ移動することにより、前記投薬キャビティ内の薬剤を加圧して前記薬剤が前記ノズルを通って排出されることを特徴とするレリースアームとから成る投薬システム。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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