特許
J-GLOBAL ID:200903078193148411
インクジェットヘッド
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡戸 昭佳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-326352
公開番号(公開出願番号):特開平9-141857
出願日: 1995年11月20日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 ダンパ膜が単一モードで、そして反射波の共鳴が起きないような固有振動数で振動することにより、反射波の影響によるインクキャビティのインク補充への影響を排除したインクジェットヘッドを提供すること。【解決手段】 インクマニホールド8の隔壁の一部を可撓性のダンパ膜9で構成し、インクの圧力波により振動してその圧力波を吸収するようにすると共に、そのダンパ膜9には全体が同一の位相で振動する振動モードと、反射波の共鳴を起こさせない固有振動数を与え、圧力波の後退成分の反射によるインク吐出特性への影響を排除し、毎回均一な吐出特性が得られるようにした。
請求項(抜粋):
インクが充填されるインクキャビティと、このインクキャビティに設けられたインク吐出ノズルと、前記インクキャビティに連通されると共にインクを供給するインクマニホールドと、前記インクキャビティに対面するエネルギー発生部とを有し、このエネルギー発生部により前記インクキャビティに加圧して前記インク吐出ノズルからインクを吐出させるインクジェットヘッドにおいて、前記インクマニホールドを構成する隔壁の少なくとも一部に設けられると共に、そのインクマニホールドに接する面全体が同位相で振動する振動モードを持つダンパ膜を有し、そのダンパ膜が、前記インクマニホールドで反射してインク吐出ノズルへ向かい、インク吐出ノズルで再び反射してインクマニホールドに到達した圧力波と共鳴しない固有振動数を持つことを特徴とするインクジェットヘッド。
IPC (2件):
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