特許
J-GLOBAL ID:200903078194760676

ハロゲン化銀写真感光材料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-098093
公開番号(公開出願番号):特開平6-308652
出願日: 1993年04月23日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、迅速処理が可能であり、かつ高感度で経時による感度の変動の小さなハロゲン化銀写真感光材料を提供する事にある。さらに詳しくは高濃度に塩化銀を含有する乳剤を用いた、高感度で経時安定性、特に冷蔵庫等の低温の条件と室温付近の温度条件の間で条件が変化するような場合の保存安定性に優れたハロゲン化銀写真感光材料を提供する事にある。【構成】 支持体上に少なくとも一層のハロゲン化銀写真乳剤層を有してなるハロゲン化銀写真感光材料において、前記ハロゲン化銀写真乳剤が95モル%以上の塩化銀からなり、かつ粒子内部に特定の金化合物の少なくとも一種を含有しており、セレン増感、テルル増感、還元増感のうちから選ばれる少なくとも一つの増感法によって増感されている事を特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
請求項(抜粋):
支持体上に少なくとも一層のハロゲン化銀写真乳剤層を有してなるハロゲン化銀写真感光材料において、前記ハロゲン化銀写真乳剤が95モル%以上の塩化銀からなり、かつ粒子内部に下記一般式(1)、(4)または(5)で表される金化合物の少なくとも一種を含有しており、セレン増感、テルル増感、還元増感のうちから選ばれる少なくとも一つの増感法によって増感されている事を特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。一般式(1)〔YmAun(L)p(X)q〕r〔式中、Yは水素原子またはカチオン基を表す。Lは5員または6員の複素環配位子を表し、Xはアニオン基を表す。但し、pが0の時、Xは塩化物イオン、チオシアン酸イオン、チオ硫酸イオンを表し、qが2または3の時は同じでも異なってもよい。mは0から2の整数、nは1または2の整数、pは0から3の整数、qは1から3の整数、rは1から4の整数を表す。〕一般式(4)【化1】一般式(5)【化2】〔式中、R、V、W、Yは水素原子或いは置換可能な基を表し、X-は分子内電荷を相殺するイオンを表す。lは1〜3の整数、mは2又は3を表す。ただし、m-lは0〜2の整数、nは分子内電荷を相殺するのに必要なイオン数を表す。〕
IPC (3件):
G03C 1/09 ,  G03C 1/035 ,  G03C 1/08

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