特許
J-GLOBAL ID:200903078195319329

貨幣識別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-101157
公開番号(公開出願番号):特開平8-297764
出願日: 1995年04月25日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【目的】 貨幣識別に使う基準値を登録する際に、種類の異なる貨幣は装置が自動的に判別して、それらの識別基準値を別々に登録すること。【構成】 貨幣識別動作時には、貨幣通路6を通過する貨幣2の形状や材質に対応した検出データを第1センサ4や第2センサ5から得て、貨幣識別手段により、その検出データと、メモリに保持されている識別基準値とを比較して貨幣の真偽を判定する。また、基準値登録動作時には、貨幣投入口3から基準値採取用の貨幣を複数投入し、その時センサ4,5から出力された検出データがメモリに仮登録済のいずれの仮基準値とも一致しない場合にその検出データを別の仮基準値として前記メモリに仮登録する。一方、前記センサから出力された検出データが登録済みの仮基準値と一致したら、その検出データを使って、一致した仮基準値を修正して書き換える。そして、登録動作終了時に仮基準値を新たな識別基準値として設定する。
請求項(抜粋):
投入された貨幣を貨幣収容部または返却口へ導く貨幣通路と、該貨幣通路を通過する貨幣に応じて変化する検出データを出力するセンサと、前記センサから出力された検出データに基づいて複数の識別基準値と複数の仮基準値とを記憶保持可能なメモリと、基準値登録モードと貨幣識別モードとを切り換えるモード切換手段と、前記モード切換手段により基準値登録モードに切り換えられた後、1回目に投入された貨幣の前記センサからの検出データを仮基準値として前記メモリに仮登録し、2回目以降に投入された貨幣の前記センサからの検出データが、前記メモリに既に仮登録されている仮基準値の所定許容範囲内に入らないとき、該検出データを別の仮基準値として前記メモリに仮登録し、また、前記センサからの検出データが、前記メモリに既に仮登録されている仮基準値の所定許容範囲内に入るとき、該検出データを用いて、該仮基準値を修正して書き換える仮基準値作成手段と、前記モード切換手段により基準値登録モードから貨幣識別モードに切り換えられた後、投入された貨幣に基づき、前記センサから出力された検出データと前記仮基準値に基づいて設定された識別基準値とを比較して、貨幣の真偽を判定する貨幣識別手段とを具えたことを特徴とする貨幣識別装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特表平6-503666
  • 特開昭60-118989
  • 特開昭59-027383

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