特許
J-GLOBAL ID:200903078204742779

無段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-034169
公開番号(公開出願番号):特開2002-235822
出願日: 2001年02月09日
公開日(公表日): 2002年08月23日
要約:
【要約】【課題】無段変速機において、変速用動力を発生するためのモータに対して変速機構部から逆回転動力が入力されることを遮断する手段を工夫することにより、価格や消費エネルギーを低減したうえで性能的にも満足できる構造の提供。【解決手段】モータ7から変速機構部に至る動力伝達経路に逆入力遮断装置20を配設して、モータ7の回転動力が入力されたときに変速機構部へ伝達する一方でモータ7の非駆動時において変速機構部からモータ7に対する逆回転動力の入力を遮断する構造。逆入力遮断装置20については、自身で回転動力の伝達状態と逆回転動力の遮断状態とを切り替えるものであり、制御が不要であり、また、回転動力の伝達状態では、同軸の第一回転軸21と第二回転軸22とを結合する形態となるので、回転動力の伝達効率が高い。
請求項(抜粋):
入力軸の回転動力を要求に応じた変速比で出力軸に伝達する変速機構部と、この変速機構部の変速比を必要に応じて無段階に変化させるためのモータと、モータから変速機構部に至る動力伝達経路に配設されて、モータの回転動力が入力されたときに変速機構部へ伝達する一方でモータの非駆動時において変速機構部からモータへの逆回転動力の伝達を遮断する逆入力遮断装置とを有し、この逆入力遮断装置が、モータの出力軸に一体的に連結される第一回転体と、第一回転体と同軸状に対向配置されて変速機構部側への伝達軸が一体的に連結される第二回転体と、第二回転体に対して同期回転可能でかつ軸方向変位可能に取り付けられる可動摩擦体と、回転不可能に固定配置されて前記可動摩擦体が軸方向変位されることにより圧接または離隔される固定摩擦体と、前記モータの非駆動時において可動摩擦体を固定摩擦体に対して圧接させて前記第二回転体を非回転状態にする一方で前記モータの駆動に伴い可動摩擦体が軸方向に変位させられて前記固定摩擦体から離隔されて前記両回転体を同期回転可能な状態に結合するカム機構とを含む構成である、ことを特徴とする無段変速機。
IPC (2件):
F16H 9/18 ,  F16D 41/06
FI (2件):
F16H 9/18 Z ,  F16D 41/06 F
Fターム (6件):
3J050AA02 ,  3J050AB07 ,  3J050BA03 ,  3J050BB05 ,  3J050CD07 ,  3J050DA01
引用特許:
審査官引用 (2件)

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