特許
J-GLOBAL ID:200903078207663675

連続装入式加熱炉内での加熱方法及び連続装入式加熱炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-318722
公開番号(公開出願番号):特開2000-144241
出願日: 1999年11月09日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 連続装入式加熱炉における加熱方法に関し、生産効率に優れ、且つ熱損失が少ない方法を提供する。【解決手段】 鋼片1は、加熱炉内を装入口2から抽出口3に向けて移送される。加熱炉の抽出口3側には、複数の空気/燃料バーナ41(酸素ドープ式であっても良い)を備えた加熱ゾーン4が設けられている。装入側2には、煙道ガス・レキュぺレーションゾーン5が設けられ、そこを通って煙道ガスが排出される。ガス状態の少なくとも一つの燃料のかたまりが、前記煙道ガスの中に噴射される。酸素は、鋼片1の移送方向に関して最も上流側に配置されている空気/燃料バーナ41よりも上流側に導入される。これによって、前記のガス状態の燃料のかたまりを燃焼させて、レキュぺレーションゾーン5の温度を上昇させる。この方法は、製鉄プロセスにおいて圧延前の鋼片の加熱に適用することができる。
請求項(抜粋):
下記特徴を備えた連続装入式の加熱炉内での鋼片の加熱方法:鋼片(1)は、加熱炉内を装入口(2)から抽出口(3)に向けて移送される;加熱炉の抽出口(3)側には、少なくとも一つの加熱ゾーン(4)が設けられ、この加熱ゾーン(4)には、複数の空気/燃料バーナ(41)または酸素ドープ式の空気/燃料バーナが設けられていて、これらの空気/燃料バーナ(41)による燃焼によって、空気を用いた燃焼に特有の多量の煙道ガスが放出される;加熱炉の装入口(2)側には、煙道ガス・レキュぺレーションゾーン(5)が設けられ、そこを通って前記煙道ガスが排出される;ガス状態の少なくとも一つの燃料のかたまりが、前記煙道ガスの中に送り込まれる;酸素は、前記空気/燃料バーナ(41)の中で、鋼片(1)の移送方向に関して最も上流側に配置されたものよりも上流側に導入される;これによって、前記のガス状態の燃料のかたまりの少なくとも一部を燃焼させて、前記煙道ガス・レキュぺレーションゾーン(5)の温度を上昇させる。
IPC (2件):
C21D 1/52 ,  F27D 13/00
FI (2件):
C21D 1/52 P ,  F27D 13/00 A

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