特許
J-GLOBAL ID:200903078218869356

サスペンション制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-272553
公開番号(公開出願番号):特開平7-117436
出願日: 1993年10月29日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】ロール剛性制御に伴う車両の旋回時における車体挙動の違和感を防止する。【構成】サスペンションに減衰力可変ショックアブソーバを設け、車速検出値Vと操舵角検出値θS とに基づいて目標ヨーレートYO を算出し(ステップS32)、これが設定値YOS以下であるときには前輪側及び後輪側減衰力制御ゲインFF及びFRを“0”にリセットして減衰力可変ショックアブソーバを上下速度及び相対速度に基づくスカイフック制御するが、設定値YOSを越えたときには、車速検出値V及び操舵角検出値θS に基づいて前輪側及び後輪側遅延時間ΔT1 及びΔT2 を算出すると共に、ヨーレートフィードバック制御ゲインに基づいてヨーレート補正値YT を算出し(ステップS39〜S40)、これらに基づいて前輪及び後輪旋回外輪を高減衰力とする前輪側及び後輪側遅延時間tF 及びtR を算出し(ステップS42)、これに応じて減衰力を切換える。
請求項(抜粋):
車体側部材及び車輪側部材間に介装された入力される制御信号に応じてロール剛性を変化させることが可能なサスペンション装置と、車体の前記サスペンション装置位置での上下加速度を検出する上下加速度検出手段と、前記車体側部材及び車輪側部材間の相対変位を検出する相対変位検出手段と、前記上下加速度検出手段の上下加速度検出値及び相対変位検出手段の相対変位検出値とに基づいてロール剛性を制御する前記制御信号を形成して出力する制御手段とを備えたサスペンション制御装置において、車両の旋回状態を検出する旋回状態検出手段と、該旋回状態検出手段の検出結果が予め設定した設定値を越えたときにその旋回状態に応じた前輪側遅延時間経過後に前輪側の旋回外輪におけるロール剛性を高ロール剛性に補正する前輪側ロール剛性補正手段と、該前輪側ロール剛性補正手段で高ロール剛性に補正した後に前記旋回状態に応じた後輪側遅延時間後に後輪側の旋回外輪におけるロール剛性を高ロール剛性に補正する後輪側ロール剛性補正手段とを備えたことを特徴とするサスペンション制御装置。

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