特許
J-GLOBAL ID:200903078225779818

無線パケット中継方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本間 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-246593
公開番号(公開出願番号):特開2002-064503
出願日: 2000年08月16日
公開日(公表日): 2002年02月28日
要約:
【要約】【目的】 無線パケット中継方法において、データパケットの送信元局の隠れ端末の影響による無駄なRTSパケットの再送信を抑え、隠れ端末の位置に存在する無線局がデータパケット送信を完了したとき、無線局が素早くデータパケット送信準備処理を行うことのできる技術の実現を目的とする。【構成】 無線パケット中継方法において、RTSパケット中に、宛先無線局が更に中継を行うのか、否かを識別する識別子を付与し、送信元局Aは、中継局Bが送信したRTSパケット中の識別子より、宛先の無線局Cが更に中継を行うことを知り、かつ、周辺無線局情報により、無線局Cが隠れ端末の位置に存在すると判断した場合、送信元局Aは、無線局Cがさらに通信ルート上次の無線局に対してデータパケットの送信を完了するまでの時間を、前記RTSパケット中に記述されている時間により予測し、その間、RTSパケットの送信処理を抑止するように構成する。
請求項(抜粋):
全ての無線局は、周辺の通信可能な位置に存在する無線局を周辺無線局情報として記憶する機能を有し、データパケットの送信元となる無線局(以下送信元局Aという)は、通信ルート上の次の無線局(以下中継局Bという)に、前記データパケットを送信するとき、中継局Bがデータパケットを受信可能な状態であるか否かを確認するためのパケット(以下RTSパケットという)を、その中にデータパケットの送信が完了するまでの時間を記述して中継局B宛に送信し、RTSパケットを受信した他の無線局は、その中に記述されている時間に基づいて、送信元局Aが中継局Bにデータパケットを送信完了するまでの間、パケットの送信処理を控え、中継局Bは、送信元局Aからのデータパケットの受信を完了後、更にデータパケットを中継する場合は、通信ルー卜上の、次の無線局(以下無線局Cという)宛にRTSパケットを送信して、無線局Cにデータパケットを送信する準備を行い、送信元局Aは、中継局BからのRTSパケットを、データパケット送信完了後一定時間内に受信すると、中継局Bが送信元局Aからのデータパケットを正常に受信したことを認識し、これらを繰り返すことによって、データパケットの中継を行う、無線パケット中継方法において、RTSパケット中に、宛先無線局が更に中継を行うのか、否かを識別する識別子を付与し、送信元局Aは、中継局Bが送信したRTSパケット中の該識別子により、宛先の無線局Cが更に中継を行うことを知り、かつ、周辺無線局情報により、無線局Cが隠れ端末の位置に存在すると判断した場合、送信元局Aは、無線局Cがさらに通信ルート上次の無線局に対してデータパケットの送信を完了するまでの時間を、前記RTSパケット中に記述されている時間により予測し、その間、RTSパケットの送信を抑止することを特徴とする無線パケット中継方法。
IPC (5件):
H04L 12/28 ,  H04B 7/15 ,  H04B 7/26 ,  H04L 12/56 ,  H04L 29/06
FI (5件):
H04L 11/00 310 B ,  H04B 7/15 Z ,  H04B 7/26 A ,  H04L 11/20 102 A ,  H04L 13/00 305 Z
Fターム (31件):
5K030HA08 ,  5K030HB15 ,  5K030JL01 ,  5K030LA03 ,  5K030LD11 ,  5K030LD18 ,  5K030LE16 ,  5K033CA19 ,  5K033CB06 ,  5K033DA17 ,  5K033DB16 ,  5K033DB18 ,  5K034AA06 ,  5K034DD03 ,  5K034EE03 ,  5K034FF11 ,  5K034HH65 ,  5K034NN12 ,  5K034QQ08 ,  5K067AA15 ,  5K067CC08 ,  5K067DD17 ,  5K067EE02 ,  5K067EE06 ,  5K067HH22 ,  5K067HH24 ,  5K072AA23 ,  5K072BB27 ,  5K072CC02 ,  5K072FF12 ,  5K072FF27

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