特許
J-GLOBAL ID:200903078237487600

PCブロック

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-337940
公開番号(公開出願番号):特開平9-151441
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 コンクリートの締め固めの際にコンクリートが飛散する場合であっても、高精度で積み上げることができ、パイプ材等により支える作業を省略できるPCブロックを提供すること。【解決手段】 PCブロック8の後部下面12と前部下面13の間に、左右の側面16にわたって延在する凹部22が形成されている。上面14の前部寄り箇所には、左右の側面16にわたって延在する凸部24が形成されている。凸部24の高さH2と凹部22の深さDは、PCブロック8の高さH1に対して1/3程度の大きい割合の寸法で形成されている。PCブロック8を積み重ねた時、凹部22と凸部24は係合し、下側のPCブロック8の上面14と上側のPCブロック8の後部下面12が面接触し、下側のPCブロック8の上面14と、上側のPCブロック8の前部下面13との間に隙間Sが確保される。
請求項(抜粋):
上下に積み重ねて用いられるPCブロックであって、PCブロックの上部は、平坦な上面と、上面の前部寄り箇所に左右方向に延在して形成された凸部とで構成され、PCブロックの下部は、後部寄りに形成された平坦な後部下面と、前部寄りに形成され前記後部下面よりも上位に位置する前部下面と、前記後部下面と前部下面との間に左右方向に延在して形成された凹部とで構成され、PCブロックの左右側部は鉛直面からなる平坦な左右側面で構成され、PCブロックの前部は、前方かつ斜め下方に臨む下向きの傾斜面で構成され、PCブロックの後部は、後方かつ斜め上方に臨む上向きの傾斜面で構成され、前記凸部は、該凸部の前後部を形成する上向きの傾斜面と、両上向きの傾斜面の上端間を接続し前後方向の幅を有する上端面とで形成され、前記凹部は、該凹部の前後部を形成する下向きと傾斜面と、両下向きの傾斜面の上端を接続する天井面とで形成されると共に、前記後部下面から天井面までの寸法である凹部の深さは、後部下面と上面との間の寸法であるPCブロックの高さのほぼ1/3程度設定され、前記凸部と凹部が係合した状態で、前記凸部の前後部の上向きの傾斜面と凹部の前後部の下向きの傾斜面とが係合すると共に、凸部の上端面と凹部の天井面との間に僅かな隙間が確保され、かつ、双方のPCブロックの下向きの傾斜面がほぼ平行するように構成され、前記前部をなす下向きの傾斜面に接してコンクリートが打設される、ことを特徴とするPCブロック。
IPC (5件):
E02B 7/02 ,  E02B 3/14 ,  E02B 7/00 ,  E02B 7/10 ,  E02D 29/02 303
FI (5件):
E02B 7/02 B ,  E02B 3/14 ,  E02B 7/00 Z ,  E02B 7/10 ,  E02D 29/02 303

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