特許
J-GLOBAL ID:200903078239443332

気密ケース用パッキング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-118203
公開番号(公開出願番号):特開平10-311430
出願日: 1997年05月08日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】例えばCATV機器に使用される気密ケース用パッキングにおいて、例えばケース本体の蓋との重合面に形成した溝部に対し、接着剤により固定せず、蓋の開閉に伴なう脱落及び挟み込みを防止して気密性を確保すること。【解決手段】断面下辺幅w2が溝部11bの幅Wよりも狭く、また、断面上辺幅w1が溝部11bの幅Wよりも広く形成されたので、前記溝部11bに対する挿入組み込み作業を、容易に行なうことができると共に、その組み込み後に溝部11bから外れ難い状態を維持することができる。また、断面上辺中央には半球状の凸部22が形成され、断面下辺中央には凹部23が形成されたので、蓋側重合面12aとの矢印Xに示すような重ね合わせに伴なう前記上辺凸部22の押し込み変形は前記下辺凹部23で逃がされる状態となり、ケース開放時,閉塞時の何れにあっても、パッキング21を溝部11bに嵌まり込んだまま維持できる。
請求項(抜粋):
ケース本体と該ケース本体の開口部を塞ぐ蓋との重合面のケース側又は蓋側の一方の面に該面の連続方向に沿って形成された断面コ字状の溝に嵌め込まれ、他方の面との重ね合わせにより接触変形して重合面の気密を保持する気密ケース用パッキングであって、断面下辺幅を前記溝の幅より狭く、断面上辺幅を前記溝の幅より広く形成し、且つ、断面上辺中央には半球状の凸部を形成すると共に、断面下辺中央には凹部を形成し、前記断面下辺から断面上辺までの高さを前記溝の高さより低く形成すると共に、前記断面下辺から前記凸部頂点までの高さを前記溝の高さより高く形成し、前記幅狭の下辺部及び前記幅広の上辺部により前記溝に対する組み込みを容易に且つ外れ難くし、前記他方の面との重ね合わせに伴なう前記上辺凸部の押し込み変形を前記下辺凹部で逃がす、ように形成したことを特徴とする気密ケース用パッキング。
IPC (3件):
F16J 15/10 ,  B65D 53/02 ,  H05K 5/06
FI (3件):
F16J 15/10 T ,  B65D 53/02 ,  H05K 5/06 D

前のページに戻る