特許
J-GLOBAL ID:200903078241097085

鋼管のサブマージアーク溶接方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-264828
公開番号(公開出願番号):特開平5-000375
出願日: 1991年10月14日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【目 的】 吸湿性の高い高塩基性溶融型フラックスを用いて強度が高く靭性に富んだ溶接金属を形成し得る鋼管のサブマージアーク溶接を達成する。【構 成】 酸化性雰囲気で 350〜600 °Cに加熱して表面に付着している潤滑剤を除去した溶接ワイヤと、塩基度が 0.4〜2.5 の範囲にあるCaO -CaF2-SiO2系溶融型フラックスを用いて内外両面一層サブマージアーク溶接を行う。【効 果】 ワイヤの水素成分を低減できるので吸湿性の高いフラックスと組み合わせても溶接金属中の拡散性水素を十分に低下できる。
請求項(抜粋):
鋼管のサブマージアーク溶接を行うに際し、重量%でC:0.02〜0.10、Si:0.30以下、Mn:0.70〜2.50、P: 0.015以下、S: 0.005以下、Ni:0.10以下、Mo:0.60以下、Cr:1.00以下、Ti:0.10〜0.25、B:0.0150以下、N: 0.005以下、O:0.005 以下を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物より成るワイヤと、フラックスとして下記式で示される塩基度BL が 0.4〜2.5 の範囲である CaO-CaF2-SiO2系溶融型フラックスを用いて鋼管の内外両面を各々一層の溶接金属でサブマージアーク溶接することにより高強度、高靭性溶接金属を得ることを特徴とする鋼管のサブマージアーク溶接方法。BL =6.05(NCaO +NCaF2)+ 4.8NMnO + 4.0NMgO + 3.4NFeO -6.31NsiO2-4.97NTiO2- 0.2NAl2O3 (ここでNは各成分のモル分率)
IPC (4件):
B23K 9/18 ,  B23K 9/12 310 ,  B23K 35/30 320 ,  B23K 35/362 310

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