特許
J-GLOBAL ID:200903078241570481

タイヤ性能予測方法、タイヤシミュレーション方法、タイヤ性能予測プログラム及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-301674
公開番号(公開出願番号):特開2006-111168
出願日: 2004年10月15日
公開日(公表日): 2006年04月27日
要約:
【課題】 雪など流体を介する実際に使用するタイヤ性能の予測を容易にする。【解決手段】 タイヤ設計案を定めて(ステップ100)、まずスムースタイヤモデルを作成しそのスムースタイヤモデルの転動計算及び評価をする大域解析を行う(ステップ102〜122)。その結果についてベルト変位であるトレッドパターンの変形軌跡を求め(ステップ124)、その変形軌跡を用いてトレッドパターンモデルを作成しそのトレッドパターンモデルの転動計算及び評価をする局所解析を行う(ステップ126〜134)。トレッドパターンモデルの転動計算後の評価が良好でない場合は、トレッドパターンモデルを修正して局所解析のみ繰り返し実行する(ステップ136〜142)。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
次の各ステップを含むタイヤ性能予測方法。 (a)接地及び転動により変形を与えることが可能な形状を有するタイヤモデルと、前記タイヤモデルの一部の領域でかつ複数の溝及びサイプを有するタイヤパターンモデルと、変形を与えることが可能であると共に弾塑性体または塑性体を少なくとも含む流体で一部または全部が満たされかつ前記タイヤモデルの少なくとも一部と接触する路面モデルと、を定めるステップ。 (b)前記タイヤモデルを前記路面モデルに少なくとも一部を接触させつつ転動させたときに、該転動時における前記タイヤモデルの変形計算及び前記路面モデルの変形計算を実行するステップ。 (c)前記変形計算に基づいて、前記タイヤモデルが路面モデル上を転動するときの変形軌跡を求めるステップ。 (d)前記求めたタイヤモデルの変形軌跡のうち、前記タイヤパターンモデルの領域に対応する前記タイヤパターンモデルが前記路面モデルに接触する前後の接触挙動を求めるステップ。 (e)前記路面モデルに対して、前記求めた接触挙動で前記タイヤパターンモデルを移動させたときの前記タイヤパターンモデルの変形計算及び前記路面モデルの変形計算を実行するステップ。 (f)前記タイヤパターンモデルの変形計算及び前記路面モデルの変形計算後におけるタイヤパターンモデル及び路面モデルの少なくとも一方のモデルに生じる物理量を求め、求めた物理量によりタイヤ性能を予測するステップ。
IPC (3件):
B60C 19/00 ,  G06F 19/00 ,  G01M 17/02
FI (3件):
B60C19/00 Z ,  G06F19/00 110 ,  G01M17/02 B
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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