特許
J-GLOBAL ID:200903078245401803

ポリプロピレン系樹脂及びポリプロピレン系樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-208120
公開番号(公開出願番号):特開平11-071431
出願日: 1997年08月01日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 流動性,剛性及び耐衝撃性を高いレベルでバランスよく有するポリプロピレン系樹脂及びポリプロピレン系樹脂組成物を提供すること。【解決手段】 MIが30〜70、25°Cキシレン可溶成分の含有量(x)が5〜15重量%であって、該可溶成分が、(イ)エチレン単位含有量(z)が20〜30重量%、(ロ)135°Cデカリン中での極限粘度が2.00以上であり、かつ25°Cキシレン不溶成分が、(ハ)エチレン単位含有量(y)が、式100y〔y×(1-x/100)+x〕≦1.13z-16.6を満たし、(ニ)GPC法による分子量106 以上の成分の含有量が2重量%以上で、(ホ)MIが40〜130であり、(ヘ)立体規則性指標が98.5%以上であるポリプロピレン系樹脂、並びに、(A)このポリプロピレン系樹脂45〜90重量%、(B)エチレン系共重合体5〜50重量%及び(C)タルク0〜25重量%を含有するポリプロピレン系樹脂組成物である。
請求項(抜粋):
メルトインデックスが30〜70g/10分であって、25°Cキシレンに対する可溶成分の含有量(x)が5〜15重量%であり、かつ該可溶成分が、(イ)同位体炭素核磁気共鳴分光(13C-NMR)法で求めたエチレン単位含有量(z)が20〜30重量%であること、及び(ロ)135°Cデカリン中での極限粘度〔η〕が2.00デシリットル/g以上であること、並びに25°Cキシレンに対する不溶成分が、(ハ)同位体炭素核磁気共鳴分光(13C-NMR)法で求めたエチレン単位含有量(y:重量%)が、式〔I〕100y/〔y×(1-x/100)+x〕≦1.13z-16.6・・〔I〕の関係を満たすこと、(ニ)ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法で求めたポリスチレン基準の分子量分布曲線において、分子量106 以上の成分の含有量が2重量%以上であること、(ホ)メルトインデックスが40〜130g/10分であること、及び(ヘ)同位体炭素核磁気共鳴分光(13C-NMR)法で求めた立体規則性指標が98.5%以上であることを特徴とするポリプロピレン系樹脂。
IPC (4件):
C08F210/06 ,  C08K 3/34 ,  C08L 23/10 ,  C08L 23:16
FI (3件):
C08F210/06 ,  C08K 3/34 ,  C08L 23/10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • ポリプロピレン組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-342169   出願人:三井石油化学工業株式会社

前のページに戻る