特許
J-GLOBAL ID:200903078249640853
耐摩耗鋼の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
今井 毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-240621
公開番号(公開出願番号):特開平5-059428
出願日: 1991年08月27日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】 機械構造用鋼としての所要機械的特性を備えていることは勿論、表層部に靱性劣化を伴うことなく優れた耐摩耗性が確保され、機械類の摺動部部材として十分に満足できる耐摩耗鋼の製造手段を確立する。【構成】 C:0.1 〜0.7 %,Si:2.0 %以下,Cr:1.0 〜17.0%,Ni:5.0 %以下,を含むか、或いは更に Mo:5.0 %以下, Nb:0.01〜1.0 %,V:0.01〜1.0 %,の1種又は2種以上をも含み、残部がFe及び不可避的不純物から成る鋼を、事前浸炭して表層の炭素量を〔共析点を超えAcm変態点未満〕の範囲に調整した後、徐冷(炉冷等)にて該表層を〔フェライト+球状化セメンタイト〕組織とし、次いで750〜1000°Cの温度域で浸炭処理して表面の炭素量をAcm変態点以上に調整してから900〜750°Cより焼入れ処理し、更に焼戻し処理を施す。
請求項(抜粋):
重量割合にてC:0.1 〜0.7 %,Si:2.0 %以下,Cr:1.0 〜17.0%,Ni:5.0 %以下を含み、残部がFe及び不可避的不純物から成る鋼を、事前浸炭して表層の炭素量を〔共析点を超えAcm変態点未満〕の範囲に調整した後、徐冷によって該表層を〔フェライト+球状化セメンタイト〕組織とし、次いで750〜1000°Cの温度域で浸炭処理して表面の炭素量をAcm変態点以上に調整してから900〜750°Cより焼入れ処理し、更に焼戻し処理を施すことを特徴とする、耐摩耗鋼の製造方法。
IPC (5件):
C21D 6/00
, C23C 8/22
, C22C 38/00 301
, C22C 38/00 302
, C22C 38/40
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