特許
J-GLOBAL ID:200903078253407829

高清浄鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-203899
公開番号(公開出願番号):特開平6-049524
出願日: 1992年07月30日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【構成】この発明の高清浄鋼の製造方法は、転炉で溶鋼を溶製し、この溶鋼を取鍋に出鋼し、取鍋に受鋼した溶鋼上に浮遊するスラグを脱酸し、その溶鋼を真空脱ガス処理する。そして、転炉で溶鋼を溶製する際に、溶鋼を未脱酸のまま出鋼するとともに出鋼中の溶鋼に石灰を添加し、またスラグの脱酸工程においては、金属Alをスラグ脱酸剤として添加して、スラグ中の(CaO)/(Al2 O3)の比を、Al添加直後に1.3〜1.5、真空脱ガス後に0.6〜0.8として真空脱ガス後の取鍋スラグを固化させる。【効果】転炉から出鋼された溶鋼において、取鍋スラグの(T.Fe)が低減され、スラグのAl2 O3 吸収能が向上すると同時に、取鍋スラグの連続鋳造タンデッシュ内流出が抑制される高清浄鋼の製造方法が提供される。
請求項(抜粋):
精錬炉で溶鋼を溶製する工程と、この溶鋼を取鍋に出鋼する工程と、前記取鍋に受鋼した溶鋼上に浮遊するスラグを脱酸する工程と、その溶鋼を真空脱ガス処理する工程とを具備する高清浄鋼の製造方法であって、前記精錬炉で溶鋼を溶製する工程においては、溶鋼を未脱酸のまま出鋼するとともに出鋼中の溶鋼に石灰を添加し、また前記スラグの脱酸工程においては、金属Alをスラグ脱酸剤として添加して、スラグ中の(CaO)/(Al2 O3 )の比を、Al添加直後に1.3〜1.5、真空脱ガス後に0.6〜0.8として真空脱ガス後の取鍋スラグを固化させることを特徴とする高清浄鋼の製造方法。
IPC (2件):
C21C 7/00 ,  C21C 7/076

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