特許
J-GLOBAL ID:200903078257456328

自動車用車輪駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-037656
公開番号(公開出願番号):特開2001-225605
出願日: 2000年02月16日
公開日(公表日): 2001年08月21日
要約:
【要約】【課題】 小型・軽量化が可能な構造で、十分な耐久性確保を図る。【解決手段】 車輪支持用軸受ユニット1bを構成するハブ4aと、等速ジョイント2aを構成する駆動軸部材18bとの分離防止を、止め輪33aにより図る。等速ジョイント用内輪16にその外端部を結合する駆動軸26の雄スプライン部27の溝底直径D27よりも、上記駆動軸部材18bを構成するスプライン軸17aの内端部に設けたくびれ部43の直径D43を大きくする。この構成により、このスプライン軸17aの強度を向上させ、上記課題を解決する。
請求項(抜粋):
外周面に懸架装置に結合固定する為の第一のフランジを、内周面に複列の外輪軌道を、それぞれ有し、使用時にも回転しない外輪と、外周面の外端寄り部分に車輪を支持する為の第二のフランジを、同じく中間部に直接又は別体の内輪を介して第一の内輪軌道を、中心部に第一のスプライン孔を、それぞれ設けると共に、外周面の内端寄り部分にその外周面に第二の内輪軌道を形成した内輪を外嵌固定したハブと、上記各外輪軌道と上記第一、第二の各内輪軌道との間にそれぞれ複数個ずつ転動自在に設けられた転動体と、上記第一のスプライン孔と係合するスプライン軸を外端部に設けると共に、内端部を等速ジョイントを構成する等速ジョイント用外輪とした駆動軸部材と、上記スプライン軸の外端部外周面に設けられた内径側係合部と上記ハブの内周面でこの内径側係合部に対向する部分に設けられた外径側係合部との間掛け渡されて、上記スプライン軸が上記スプライン孔から抜け出るのを防止する止め輪と、上記等速ジョイント用外輪の内周面の円周方向複数個所に、それぞれこの円周方向に対し直角方向に形成された外側係合溝と、上記等速ジョイント用外輪の内径側に設けられ、その中心部に第二のスプライン孔を、その外周面で上記各外側係合溝と整合する部分に円周方向に対し直角方向に形成された内側係合溝を、それぞれ有する等速ジョイント用内輪と、これら各内側係合溝と上記各外側係合溝との間にこれら各係合溝に沿う転動自在に設けられた複数個のボールと、その外端部に形成した雄スプライン部を上記第二のスプライン孔にスプライン係合させた駆動軸とを備え、上記スプライン軸の基端部の最小外径を、上記駆動軸の外端部に形成した雄スプライン部の溝底直径よりも大きくした自動車用車輪駆動装置。
IPC (5件):
B60B 35/14 ,  B60B 27/02 ,  B60B 35/18 ,  F16C 19/18 ,  F16D 3/20
FI (5件):
B60B 35/14 U ,  B60B 27/02 C ,  B60B 35/18 A ,  F16C 19/18 ,  F16D 3/20 Z
Fターム (12件):
3J101AA02 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101AA72 ,  3J101BA53 ,  3J101BA54 ,  3J101FA31 ,  3J101FA51 ,  3J101FA53 ,  3J101GA03
引用特許:
審査官引用 (2件)

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