特許
J-GLOBAL ID:200903078258575770

受信信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-026638
公開番号(公開出願番号):特開平9-219616
出願日: 1996年02月14日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 従来例に比較して、短時間で信号を検出できるアレーセンサー用の受信信号処理装置を提供する。【解決手段】 複数L個のセンサー素子からなるアレーセンサーによって受信された複数d個の到来信号を検出して出力する受信信号処理装置であって、L個のセンサー素子からの受信信号に基づいて、d個の到来信号が最大となるように、到来信号の個数dと、各到来信号の到来方向と、d個の信号の各到来方向と各センサー素子に対応する(L×d)のアレー応答行列を演算して、アレー応答行列を(L×L)のユニタリー行列Qと(L×d)の行列Rとの積にQR分解して、ユニタリー行列Qの1列目からd列目までの列からなる(L×d)の行列Q1と行列Rの1行目からd行目までの行からなる(d×d)の三角行列R1と複数L個の受信信号とに基づいて、複数d個の到来信号を検出して出力する。
請求項(抜粋):
複数L個のセンサー素子が所定の間隔で配列されてなるアレーセンサーによって受信され、互いに異なる各到来方向からそれぞれ到達する、上記複数Lより小さい数の複数d個の到来信号を検出して出力するための受信信号処理装置であって、上記複数L個のセンサー素子によってそれぞれ受信された複数L個の受信信号に基づいて、上記複数d個の到来信号の信号成分が最大となるように、上記到来信号の個数dと、上記複数d個の到来信号の上記アレーセンサーへの各到来方向の角度と、上記複数d個の到来信号の各到来方向にそれぞれ対応しかつ上記複数L個のセンサー素子への入力信号に対する複数d個の出力信号を表わすための(L×d)のアレー応答行列を演算して、上記複数d個の到来信号の各到来方向にそれぞれ対応する(L×d)のアレー応答行列を、(L×L)のユニタリー行列Qと、(L×d)の行列Rとの積にQR分解して、上記ユニタリー行列Qの1列目からd列目までの列からなる(L×d)の行列Q1と、上記行列Rの1行目からd行目までの行からなる(d×d)の三角行列R1と、上記複数L個の受信信号とに基づいて、上記(d×d)の三角行列R1の逆行列と、上記(L×d)の行列Q1の共役転置行列と、上記複数L個の受信信号からなる受信信号行列Xとの積を演算することにより当該積の行列を上記複数d個の到来信号として検出して出力することを特徴とする受信信号処理装置。
IPC (3件):
H01Q 3/34 ,  H04B 1/10 ,  H04B 7/08
FI (3件):
H01Q 3/34 ,  H04B 1/10 L ,  H04B 7/08 D
引用特許:
審査官引用 (1件)

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