特許
J-GLOBAL ID:200903078267555170

研削量制御方法および測定器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-148556
公開番号(公開出願番号):特開平10-315129
出願日: 1997年05月22日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 クーラント、ワーク、砥石、研削盤等からの誤差要因を排除して高精度研削を可能にする。【解決手段】 平面研削盤のテーブル8上のマグネットチャック9にワークWとダミーワークDWとを固定し、砥石車1によりダミーワークDWをわずか研削した後、このダミーワークDWの上面位置と未研削のワークWの上面位置を、砥石カバー2に取付けた測定ヘッド部5内のエアノズル7を構成要素とするエアマイクロメータにより測定して、ワークWとダミーワークDWとの段差を求める。そして、エアマイクロメータの表示を確認しながら、前記段差に必要取り代を加えた分だけ砥石車1を送り、その位置で砥石車1を固定してワークWを研削する。これにより、必要取り代が1μm単位であっても正確に研削できる。
請求項(抜粋):
平面研削盤のテーブル上にワークとダミーワークとを固定し、ダミーワークをわずか研削した後、砥石カバーに取付けたエアマイクロメータのエアノズルからエアを吐出させて、該エアノズル先端とダミーワークとの距離D1 および該エアノズル先端とワークとの距離D0 を測定し、しかる後エアノズルからダミーワークまたはワークに向けてエアを吐出させてエアマイクロメータの表示を確認しながら、前記測定距離の差[D1 -D0 ]分だけ砥石車をテーブル側またはその反対側へ送ることを特徴とする研削量制御方法。

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