特許
J-GLOBAL ID:200903078270736380

自由電子レーザ発振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-347334
公開番号(公開出願番号):特開平6-196826
出願日: 1992年12月25日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【構成】 電子軌道1をアンジュレータ3により蛇行させることで発生させた放射光5を、共振器10の対のミラー10a,10b間において反射させて増幅し、得られたレーザ光6を一方のミラー10aを通して取り出す。その一方のミラーは円板状をなしていて自身の軸心を中心に回転自在に支持され、軸心を外れた位置にレーザ光の取出孔11を有する。このミラーを回転させて取出孔の位置を放射光の光軸に間欠的に合致させ、そのときに取出孔を通してレーザ光を取り出す。【効果】 取出孔が放射光の光軸に対してずれているときには放射光はミラーにより全反射されるからロスが生じることがなく、したがって、十分な増幅効率が得られ、高出力のレーザ光を取り出すことができる。
請求項(抜粋):
電子軌道をアンジュレータにより蛇行させることで発生させた放射光を、互いに対向配置されて共振器を構成している対のミラー間において繰り返し反射させて増幅し、それによって得られたレーザ光をそれら対のミラーの一方を通して取り出すようにした自由電子レーザ発振装置において、前記共振器における対のミラーの一方は、円板状に形成されていて自身の軸心を中心に回転自在に支持されているとともに、このミラーの軸心を外れた位置にはレーザ光の取出孔が形成されており、このミラーを回転させて前記取出孔の位置を前記放射光の光軸に対してずらすことで放射光を反射させるとともに、取出孔の位置を光軸に合致させることで取出孔を通してレーザ光を取り出すように構成してなることを特徴とする自由電子レーザ発振装置。

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