特許
J-GLOBAL ID:200903078279993637

スラグタップ構造及びこのスラグタップを用いたガス化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-244104
公開番号(公開出願番号):特開平9-087639
出願日: 1995年09月22日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 ガス化炉内及びガス化炉反応部以降への付着による閉塞もなく、安定な長時間連続運転を行ない得る、構造が簡単なスラグタップ構造及びこのスラグタップを用いたガス化装置を提供すること。【解決手段】 ガス化炉7は、ガス化炉圧力容器15内に水冷壁12に耐火材11を内張りしたものでガス化室22を上、下段反応ゾ-ン8、9を有する。またセキのないスリット中間丸型スラグタップ17をガス化炉7内下部のガス化室22内下段反応ゾ-ン9の石炭バ-ナ5の下部のスラグタップ部25の中央部に設置する。ガス化室22の上段反応ゾ-ン8では、活性なチャ-を生成し、下段反応ゾ-ン9では、石炭中の灰分が溶融する温度以上に維持する。ガス化炉上、下段反応ゾ-ン8、9に石炭バ-ナ5、6を設置し、上段反応ゾ-ン8で活性なチャ-が旋回下降流に乗って下段の高温ゾ-ンに供給され、二酸化炭素、水蒸気と反応した後、灰分が溶融したスラグ状態となる。
請求項(抜粋):
石炭から可燃性ガスを生成する円筒状のガス化室と、石炭及び酸化剤をガス化室の円周方向に沿って噴出するように配置されたバ-ナと、ガス化室で溶融された石炭中の灰分を冷却するガス化室の下方に設けられたスラグ冷却室と、前記ガス化室とスラグ冷却室とを仕切るスラグタップとを有し、上記旋回流によりガス化室の壁面から中心部に向かうにしたがって圧力が低くなるように生じせしめ、この圧力差を用いて、生成された可燃性ガスの一部をガス化室からスラグ冷却室に導くと共に再びガス化室に戻る循環系を生じさせ、この循環する可燃性ガスでスラグタップを加熱する石炭ガス化炉において、前記スラグタップの中心部に穿設されるスラグタップ孔形状をスリット部の中央に丸形を有するスリット中間丸型とすることを特徴とするスラグタップ構造。
FI (2件):
C10J 3/46 K ,  C10J 3/46 M

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