特許
J-GLOBAL ID:200903078280376641

自動車用乗員保護装置のバッグ格納構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-346347
公開番号(公開出願番号):特開平10-181497
出願日: 1996年12月25日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 バッグが膨張した際にフロントピラー部のピラーガーニッシュが飛散するのを防止する。【解決手段】 ピラーガーニッシュ32は前側ガーニッシュ42と後側ガーニッシュ44とに分割されており、後側ガーニッシュ44とピラーインナパネル36との間にバッグ前部16Aが格納されている。この後側ガーニッシュ44はスペーサ62を介してスクリュー72及びウエルドナット74でピラーインナパネル36に固定されている。従って、後側ガーニッシュ44の展開中心となる前端取付部44Aの後端44A’がガーニッシュ表面側にオフセットされるため、展開時に前側ガーニッシュ42との干渉が軽減され、前側ガーニッシュ42の飛散が防止される。
請求項(抜粋):
車体の所定部位に配置されると共に車体側部への所定の高荷重作用時にガスを噴出するインフレータと、フロントピラー部からルーフサイドレール部に沿って折り畳み状態で格納されると共にインフレータから噴出されたガスが流入されることによってカーテン状に膨張されるバッグと、を含んで構成される乗員保護装置を備えた自動車に適用され、当該乗員保護装置におけるバッグ前部を、フロントピラー部の本体部を構成するフロントピラーと、フロントピラーの車室内側に離間して配置されてフロントピラー部の内装部を構成するピラーガーニッシュと、の間に格納するための自動車用乗員保護装置のバッグ格納構造であって、ピラーガーニッシュをその長手方向に沿って前側ガーニッシュと後側ガーニッシュとに分割すると共に、当該後側ガーニッシュとフロントピラーとの間にバッグ前部を格納させ、さらに、後側ガーニッシュの前端部をスペーサを介在させた上でフロントピラーに固定することにより、当該後側ガーニッシュの展開中心をガーニッシュ表面側にオフセットさせた、ことを特徴とする自動車用乗員保護装置のバッグ格納構造。
IPC (3件):
B60R 21/22 ,  B60R 21/08 ,  B60R 21/20
FI (3件):
B60R 21/22 ,  B60R 21/08 B ,  B60R 21/20

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