特許
J-GLOBAL ID:200903078287183911

回生リターダ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 富雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-114549
公開番号(公開出願番号):特開平7-303301
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 エンジンに直結した同期交流機1を、車両制動時には発電機運転して車両の運動エネルギーをバッテリ8に回収すると共に、車両加速時には回収しておいたエネルギーで電動機運転して、エンジンの回転を助ける回生リターダの制御装置において、電動機運転をやめる際に生ずる制動作用をなくすこと。【構成】 車両加速のための電動機運転をやめる場合、まずコントローラ9から電圧調整器5に指令して、界磁電流を遮断する。界磁電流検出器10によって界磁電流を検出し、その値が充分に減少して来た時にインバータ制御回路7に指令を発して電機子電流を遮断する。そうすると、たとえ電機子電流が界磁電流よりも速く零になったとしても、その時点で残存している界磁電流では、もはや発電電流が流れ出るような発電はしないから、制動作用は生じない。
請求項(抜粋):
エンジンに直結され車両制動時に発電機運転され車両加速時に電動機運転される同期交流機と、該同期交流機の界磁電流を制御する電圧調整器と、該同期交流機の発電電圧を整流する整流回路を内蔵すると共にバッテリを電源として該同期交流機を電動機運転するための交流電圧を発生させるインバータと、該インバータを制御するインバータ制御回路と、前記電圧調整器およびインバータ制御回路に制御指令を発するコントローラとを具える回生リターダ制御装置において、界磁電流検出器を設けると共に、発電機運転しても発電電流が流れ出ることが出来ない界磁電流限界値を設定する比較電流設定部を前記コントローラ内に設け、電動機運転の停止に際して遮断された界磁電流が前記界磁電流限界値以下になった時、前記インバータ制御回路に電機子電流を遮断する指令を出すことを特徴とする回生リターダ制御装置。
IPC (5件):
B60L 7/20 ,  B60L 11/14 ,  F02B 61/00 ,  F02D 29/02 ,  F02D 29/06

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