特許
J-GLOBAL ID:200903078294693860

包囲型エンジンの騒音低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-003689
公開番号(公開出願番号):特開平9-053460
出願日: 1996年01月12日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【目的】 システム同定処理時間を短縮するともに、精度、追従性の良い消音動作を行うことができる包囲型エンジンを提供する。【構成】 防音壁でエンジンを包囲し、防音壁の所定位置に外気取り入れ口と最終排出口とを設け、外気取り入れ口から外気を取り入れて、最終排出口から換気風を排気する通風部を設け、通風部内においてエンジンより最終排出口側にエンジンの熱気を吸い出す吸い出しファンを設けた包囲型エンジンの騒音低減装置にアクティブノイズコントロール(ANC)を適用し、修正学習法に基づくシステム同定部によりシステム同定を行い、LMS法に基づくANC処理部により実際の音を消すANC処理を行う。
請求項(抜粋):
防音壁(2,5)(2,53,54)でエンジン(3)を包囲し、防音壁(2,5,)(2,53,54)の所定位置に外気取り入れ口(24)と最終排出口(13a)(55)とを設け、外気取り入れ口(24)から外気を取り入れて、最終排出口(13a)(55)から換気風を排気する通風部(21)を設け、通風部(21)内においてエンジン(3)より最終排出口(13a)(55)側にエンジン(3)の熱気を吸い出す吸い出しファン(11)を設け、通風部(21)の所定位置にエンジン音およびファン風切り音を含む騒音を検出する参照騒音検出手段(22)を設け、通風部(21)の最終排出口(13a)(55)近くに残留騒音検出手段(19)を設け、参照騒音検出手段(22)が配設された通風部(21)位置より下流側で、残留騒音検出手段(19)が配設された通風部(21)位置より上流側の所定位置に相殺音発生手段(16)を設け、少なくとも相殺音発生手段(16)と残留騒音検出手段(19)の間の電気音響特性を含む通風部(21)の電気音響特性を修正学習同定法に基づいて求めるシステム同定手段(31)を設け、参照騒音検出手段(22)の参照騒音信号と残留騒音検出手段(19)の残留騒音信号とを検出し、LMS法を使用するとともに、検出された2つの騒音信号と前記システム同定処理により得られた電気音響特性に基づいて最終排出口(13a)(55)における騒音を打ち消す相殺音を発生させるように相殺音発生手段(16)を駆動するANC処理手段(37)を設けたことを特徴とする、包囲型エンジンの騒音低減装置。
IPC (5件):
F02B 77/13 ,  B60R 11/02 ,  F01N 1/00 ,  G10K 11/178 ,  G10K 11/16
FI (5件):
F02B 77/13 B ,  B60R 11/02 B ,  F01N 1/00 A ,  G10K 11/16 H ,  G10K 11/16 B

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