特許
J-GLOBAL ID:200903078296709241

データ暗号化装置及びデータ暗号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  内藤 浩樹 ,  永野 大介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-165857
公開番号(公開出願番号):特開2007-334016
出願日: 2006年06月15日
公開日(公表日): 2007年12月27日
要約:
【課題】AES暗号に対する電力解析攻撃対策として、乗算を用いたマスキング法を用いると、特定の値に対してはマスク処理が有効に作用しないという問題があった。【解決手段】暗号処理の中間値に対して、二つの乱数を生成し、乗算に基づくマスク処理と、加算に基づくマスク処理を組み合わせて行う。これにより、従来の乗算を用いたマスキング法の課題を解決しつつ、ランダム化変換テーブルを一時記憶するためのRAMを必要としないという従来法の利点を実現することが可能となる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
平文に対して鍵に基づく所定の暗号処理を行い、暗号文を生成するデータ暗号化装置であって、 第1の乱数を生成する第1乱数生成部と、 第2の乱数を生成する第2乱数生成部と、 前記平文を前記所定の暗号処理を行う過程の中間値に対して前記第1の乱数に基づく乗算を用いた第1のランダム化処理を行って第1ランダム化中間値を生成する第1ランダム化部と、 前記第1ランダム化中間値に対して前記第2の乱数に基づく加算を用いた第2のランダム化処理を行って第2ランダム化中間値を生成する第2ランダム化部と、 第3の乱数を生成する第3乱数生成部と、 前記第2ランダム化中間値に対して第3の乱数と有限体上の乗算または除算に基づくランダム化乗除算処理を行って第3ランダム化中間値を生成するランダム化乗除算部と を備えることを特徴とするデータ暗号化装置。
IPC (1件):
G09C 1/00
FI (1件):
G09C1/00 610A
Fターム (3件):
5J104AA18 ,  5J104JA05 ,  5J104NA42
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 米国特許第6295606号明細書

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