特許
J-GLOBAL ID:200903078306035651
胸部3次元断層画像のスライス画像自動照合方法及びそのプログラムを記録した記録媒体
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-053172
公開番号(公開出願番号):特開平11-250263
出願日: 1998年03月05日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】 スライス画像列になる胸部CT画像を異なる時期に撮影した胸部CT画像と比較読影するのに、医師が対応するスライス画像を見いだすのに手間取るし、負担が大きい。【解決手段】 診断画像と比較画像をコンピュータに入力し(S1,S2)、コンピュータは比較画像のパラメータ変更(平行移動、拡大縮小、回転)で診断画像に合わせ(S3,S4)、両画像のAND領域について画素毎の濃度の差分の絶対値の平均値を相違度Diffとして求め(S5,S6)、パラメータの変更を行って相違度Diffの最小相違度Dm,nを決定し(S7〜S9)、各比較画像にについて最小相違度Dm,nのうちの最小値をもつ比較画像を決定する(S10〜S12)。各診断画像についても最小値をもつ比較画像を決定して対応テーブルを作成しておく(S13〜S15)。
請求項(抜粋):
胸部の体断面をX、Y軸方向とするスライス平面とし、体軸をZ軸方向とする画像列をもつ第1の3次元断層画像のうちの1つのスライス画像と、別の時期に撮影した第2の3次元断層画像のうちの1つのスライス画像を照合するにおいて、前記第1の3次元断層画像のスライス画像列から取り出した1つの診断画像及び前記第2の3次元断層画像のスライス画像列から取り出した1つの比較画像を入力する過程と、前記比較画像を前記診断画像に合わせる変形として、スライス平面方向になるX軸方向に平行移動量α、Y軸方向に平行移動量βだけ平行移動し、X軸方向に倍率γ、Y軸方向に倍率δで拡大縮小を行い、角度θだけ回転移動する過程と、スライス画像番号mの診断画像と、前記過程により変形されたスライス画像番号nの比較画像について、ラベリングにより両画像のAND領域を抽出する過程と、前記比較画像と診断画像の前記AND領域における画素毎の濃度の差分の絶対値の平均値を相違度Diffとして計算する過程と、前記相違度Diffの計算に前記平行移動量α,β、拡大縮小率γ,δ、回転角度θを選択する過程と、前記選択する過程で得られる相違度Diffの最小相違度Dm,nを前記第2の3次元断層画像の各スライス画像についてそれぞれ計算する過程と、前記各比較画像の最小相違度Dm,nのうち最小値をもつ比較画像を前記診断画像と比較読影するスライス画像照合位置として決定する過程と、を有することを特徴とする胸部3次元断層画像のスライス画像自動照合方法。
IPC (5件):
G06T 7/20
, A61B 6/03 360
, G06F 19/00
, G06T 1/00
, H04N 1/387
FI (5件):
G06F 15/70 405
, A61B 6/03 360 E
, H04N 1/387
, G06F 15/42 X
, G06F 15/62 390 B
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
核医学画像の位置合せ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-139000
出願人:エルシントリミテッド
-
特開昭63-003388
前のページに戻る