特許
J-GLOBAL ID:200903078306296420

免震建築物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小宮 雄造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-057460
公開番号(公開出願番号):特開平5-222866
出願日: 1992年02月10日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】地震時に殆ど揺れを感じない多層の居住空間を備えた免震建築物を提供すること。【構成】メガストラクチャー20を少なくとも4本の柱体22、22と梁体26とからなる架構で構成し、サブストラクチャー30を複数の床体32、吊り部材34、壁体37等で構成し、複数の床体22を上下方向に間隔をおいて配し、各床体32を複数の吊り部材34にて横揺れできるように連結し、各床体32間に居住空間を形成し、サブストラクチャー30の最上層の床体または天井体33を複数の吊り体40にて梁体26に横揺れできるように吊り下げ、複数の床体32と柱体22、23との間にダンパー50を設ける。【効果】複数の床体等を上下方向に間隔をおいて複数の吊り部材で連結したから、それらの全体的な吊り下げ長さが長くなり、居住空間となるサブストラクチャーの揺れの周期を長くすることができる。そのため、地震時等に居住空間では殆ど揺れを感じない。
請求項(抜粋):
メガストラクチャーにサブストラクチャーが吊り下げられ、メガストラクチャーとサブストラクチャーとの間にダンパーが設けられている免震建築物において、柱体と梁体とからなる架構によりメガストラクチャーが構成され、床体、吊り部材等によりサブストラクチャーが構成され、複数の床体が上下方向に間隔をおいて配され、各床体が複数の吊り部材にてそれぞれ横揺れできるように連結され、複数の床体間に居住空間が形成され、サブストラクチャーの最上層の床体または天井体が複数の吊り体にてメガストラクチャーに横揺れできるように連結され、サブストラクチャーの床体とメガストラクチャーの柱体との間にダンパーが設けられていることを特徴とする免震建築物。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平1-247667
  • 特開平3-183875
  • 特開平2-194279
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