特許
J-GLOBAL ID:200903078307219080

磁性金属体の探傷方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細江 利昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-083507
公開番号(公開出願番号):特開平9-274016
出願日: 1996年04月05日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 少なくとも二つの信号波形中に共通して存在する欠陥信号をノイズ信号に対して相対的に強調するような演算を行なうことにより、従来の漏洩磁束探傷法では十分に検出できなかった微小欠陥の検出を可能にする。【解決手段】 鋼板11の表裏面に設けられたセンサ12、13からの漏洩磁束検出信号は、それぞれバンドパスフィルタ16、17を通過した後、乗算器18で乗算され、その出力に基づいて判定回路19により欠陥の有無と等級が判定される。乗算により、信号の成分がノイズ成分に比して大きくなり、微小欠陥でもS/N比良く検出できる。
請求項(抜粋):
被検査磁性金属体に磁場を印加して検査部を磁化し、磁性金属体の欠陥から発生する漏洩磁束を、少なくとも測定条件の1項目が相互に異なる複数の磁気センサにより検出して複数の漏洩磁束探傷信号を得、これらの複数の漏洩磁束探傷信号の実質的に同一の検査部位から得られた信号同士に対し、当該複数の信号の内少なくとも二つの信号中に共通して存在する欠陥信号をノイズ信号に対して相対的に強調するような演算を含む信号処理を行って得られる複合探傷信号を用いて、磁性金属体の欠陥を検出することを特徴とする磁性金属体の探傷方法。

前のページに戻る