特許
J-GLOBAL ID:200903078309806578

トンネル掘進機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 武久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-293300
公開番号(公開出願番号):特開平6-207495
出願日: 1993年11月24日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】掘進シールド(2)に回転可能に装着された掘削ヘッド(1)と、たまる掘削屑を搬出する搬送装置とを有するトンネル掘進機を、特に簡単でかつ場所をとらない掘削屑搬出が保証されるように改良する。【構成】液圧で駆動される掘削屑ポンプ(11、14、17)が直接にシールド内に一体に設けられ、かつ直接に掘削ヘッド駆動部によって動かされる。【効果】場合によって掘削室内に生じる正圧を、危険なく緩和することができる。
請求項(抜粋):
ほぼ円筒状のシールド外被(2)と、前面にあって該シールド外被の中心軸線のまわりを動力により回転することができる掘削ヘッド(1)と、該掘削ヘッドの貫通口(21)を介して掘削屑を受けいれ可能な掘削室(9)と、掘削室(9)から掘削屑を搬出するための搬送装置(11、14、17)とを有するトンネル掘進機において、掘削室(9)がシールドに固定した仕切り壁(7)によって形成されていること、該仕切り壁に関して掘削ヘッドと反対の側に、中心軸線上の導出管(11)と、導出管(11)から距離をおいて軸線に平行に配置されていて、かつ吸い込み行程と押し出し行程を交互に実行するように液圧で駆動される搬送ピストン(16)を有する少なくとも一つの搬送シリンダーとが、掘削室(9)の方向を向いた両者の端面側開口部によって連結されていること、そして仕切り壁(7)の掘削室側に、その流出端で導出管開口部に連結され、かつ中心軸線のまわりを掘削ヘッド(1)と共通に動力により回転することが可能であり、かつその流入端(18)によって搬送シリンダー(14)の端面側開口部を搬送ピストン(16)の押し出し行程中は覆い、また吸い込み行程中は掘削室(9)に向かって開放する回転切換管(17)が配置されていることを特徴とするトンネル掘進機。

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