特許
J-GLOBAL ID:200903078310970497

余剰蒸気の回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-302911
公開番号(公開出願番号):特開平10-141013
出願日: 1996年11月14日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 復水タービン発電機を有する自家発電設備において、工場ラインの急停止等で工場蒸気負荷が急減して余剰蒸気が発生した場合、同余剰蒸気をできるだけ無駄にならない様に回収し、騒音等の発生も抑え、プラントのコスト低減とメインテナンス性の向上を図るようにしたものを提供することを課題とする。【解決手段】 抽気タービン低圧部の蒸気流量を抽気調圧弁のリフトまたは抽気タービン低圧部第1段後の圧力から演算器で演算して推定し、工場蒸気を供給する抽気ラインの蒸気負荷急減信号により演算器からバイパスラインの調整弁を開かせ、余剰蒸気を主復水器を利用して吸収し、他方、同復水器の真空圧を監視してこれが所定値になったら前記調整弁を閉じると共に大気放出弁を開き余剰蒸気を大気開放するようにした。
請求項(抜粋):
抽気タービンの抽気調圧弁のリフトまたは抽気タービン低圧部第1段後の圧力を入力して抽気タービン低圧部の蒸気流量を演算する演算器と、抽気ラインと主復水器を結ぶバイパスラインに設けられた調整弁と、主復水器の真空度を検出する真空計と、抽気ラインから余剰空気を大気に放出する放出弁とを備え、前記演算器は抽気ラインを流れる蒸気負荷の急減信号と真空計からの信号を受けて前記調整弁または放出弁の開閉信号を出すことを特徴とする抽気タービンにおける余剰蒸気の回収装置。
IPC (2件):
F01K 7/38 102 ,  F01K 17/04
FI (2件):
F01K 7/38 102 C ,  F01K 17/04 Z

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