特許

J-GLOBAL ID：200903078321465247

積層成形品およびその成形方法

発明者： 野沢 忠道 ,  的場 哲 ,  木村 隆夫
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社 ,  三菱油化株式会社
代理人 (1件)： 矢葺 知之 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-176836
公開番号（公開出願番号）：特開平5-016277
出願日： 1991年07月17日
公開日（公表日）： 1993年01月26日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 抄造法による繊維強化熱可塑性樹脂シート状成形素材1を用いて、外観の良好な多孔質積層成形品9およびその成形方法を提供する。【構成】 芯部が、抄造法による強化繊維含有量10体積%以上の繊維強化熱可塑性樹脂層で、加熱時の強化繊維の残留応力開放によるスプリングパックを利用して膨張させ、熱可塑性樹脂多孔質シート7がラミネートされた装飾用表皮を前記芯部に積層し、加圧成形してなる繊維強化熱可塑性樹脂層が5〜75体積%の空隙を有する積層成形品。【効果】 芯部の繊維強化熱可塑性樹脂層が、装飾用表皮で覆われるため、非常に優れた外観特性を示す。また熱可塑性樹脂多孔質シート7が緩衝材として働くために、感触も優れている。芯部と表皮との接着は熱可塑性樹脂多孔質シート7の融着により実施され、良好な接着強度が得られる。

請求項（抜粋）：

芯部が抄造法による強化繊維含有量10体積%以上の繊維強化熱可塑性樹脂層で、熱可塑性樹脂多孔質シートがラミネートされた装飾用表皮を前記芯部に積層して、加熱加圧成形してなる繊維強化熱可塑性樹脂層が5〜75体積%の空隙を有する積層成形品。

IPC (4件)：

B32B 5/28 101 ,  B29D 9/00 ,  B29K105:04 ,  B29K105:06

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開昭60-179234
  
• 特開昭58-188649
  
• 特開昭58-102754