特許
J-GLOBAL ID:200903078322550884

機能膜付き陰極線管の製造装置および製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-034893
公開番号(公開出願番号):特開平10-230203
出願日: 1997年02月19日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 塗液回路中の空気の泡をなくすると共に、塗液注入時におけるフェイスプレート部の外表面での空気の泡の発生も防止し、均一でムラのない高品位な機能膜(例えば、反射防止膜)を形成する製造装置および製造方法を得る。【解決手段】 スピンコート法によって反射防止膜をフェイスプレート部3の外表面に形成する装置において、塗液をフェイスプレート部3の外表面に注入する塗液注入ノズル21と、塗液注入ノズル21の前段に配設され、塗液を注入する場合にのみ第1の塗液回路41からの塗液を塗液注入ノズル21側と第2の塗液回路42側に分流する塗液分岐回路50と、塗液を注入しない場合に塗液タンク17と塗液分岐回路50との間を第1の所定の流速に設定して塗液を常時循環させる第1の塗液流速制御手段と、塗液を注入する場合に注入される塗液の流速を第2の所定の流速に設定する第2の塗液流速制御手段とを備える。
請求項(抜粋):
陰極線管のフェイスプレート部の外表面に機能膜形成用の塗液を注入し、スピンコート法によって機能膜を形成する機能膜付き陰極線管の製造装置において、前記塗液を貯留する塗液タンクと、スピンコート時に前記塗液を前記フェイスプレート部の外表面に注入する塗液注入ノズルと、前記塗液注入ノズルの前段に配設され、前記塗液注入ノズルから前記塗液を前記フェイスプレート部の外表面に注入する場合は前記塗液タンクから第1の塗液回路を経由して送り込まれてくる前記塗液を前記塗液注入ノズル側に流し、前記フェイスプレート部の外表面に注入しない場合は前記塗液タンクに戻すための第2の塗液回路側に流す塗液分岐回路と、前記塗液注入ノズルから前記塗液を前記フェイスプレート部の外表面に注入しない場合は前記塗液タンクと前記塗液分岐回路との間を第1の所定の流速に設定して前記塗液を常時循環させる第1の塗液流速制御手段と、前記塗液注入ノズルより前記塗液を前記フェイスプレート部の外表面に注入する場合は前記塗液注入ノズル側へ流される塗液の流速を第2の所定の流速に設定する第2の塗液流速制御手段とを備えたことを特徴とする機能膜付き陰極線管の製造装置。
IPC (3件):
B05C 11/08 ,  B05D 1/40 ,  H01J 9/20
FI (3件):
B05C 11/08 ,  B05D 1/40 A ,  H01J 9/20 A

前のページに戻る