特許
J-GLOBAL ID:200903078327943752

梱包用の折畳式緩衝材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松波 祥文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-237061
公開番号(公開出願番号):特開平5-051067
出願日: 1991年08月23日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】 発泡スチロールに比べて資源問題、ゴミ処理問題が遥かに少く、安価で緩衝機能も優れ、折り畳んで保管・輸送出来る、段ボール製の梱包用折畳式緩衝材を提供する。【構成】 夫々複数箇所に折り目や切れ目等を設けた矩形段ボールから成る本体部材と補助部材とで構成され、本体部材の1組の対向辺部に夫々設けた各3条の平行折り目を、対向方向にコ字形に折曲させて形作らせた1組の中空角柱体の間に、被梱包物品の端部を挿嵌させる凹形溝を形成させると共に、この折曲形状を固定させ、且つ凹形溝の両端を封鎖する端面片と、補助部材を横断面コ字状に折曲して作ったスペーサーを受け支える中間支持片とを、切起状に形成させる切起用切れ目及び起立用折り目を、本体部材の中央部で隣り合う2条の平行折り目間に跨がらせて設け、端面片,中間支持片及び中空角柱体の三者がそれらの折曲時に互いに干渉する箇所に夫々嵌合用切欠を設けた。
請求項(抜粋):
夫々、複数箇所に折り目や切れ目等を設けた略矩形の段ボールから成る本体部材100と補助部材200とで構成され、夫々、折り目に沿って所定形状に折り上げたうえ嵌め合わせることにより、横断面が略凹形をした中空柱状体に折り上げその凹形溝S内に被梱包物品の端部を挿嵌させて緩衝的に支持する様に構成したものであって、前記本体部材100には、一組の対向辺部に夫々所定間隔を隔てて各3条の平行折り目A,B,C及びD,E,Fを設け、此等各3条の平行折り目を互いに対向方向に横断面コ字形に折曲させることにより、所定間隔を隔てて対向状に形成させた一対の中空角柱体1,2の間に、被梱包物品の端部を挿嵌させる凹形溝Sを形成させ、且つ、前記凹形溝Sの両端部を封鎖すると共に、前記折曲状態を固定させる端面片3,4を切起状に形成させる切起用切れ目5及び起立用折り目Gを、前記本体部材100の中央部に位置して隣接する前記平行折り目C,D間に跨がらせて設け、前記折曲状態を固定させると共に、前記補助部材200を折曲して形成させたスペーサー201を受け支える中間支持片7を切起状に形成させる切起用切れ目8及び起立用折り目Hを、前記平行折り目C,D間に跨がらせて設け、起立された前記端面片3,4及び前記中間支持片7と、前記中空角柱体1,2とが互いに干渉する箇所には夫々嵌合用切欠11,12を設け、前記補助部材200には、一組の対向辺部に平行折り目I及びJを設けて、横断面が略下向きコ字型の前記スペーサー201を折曲形成させ、その下向き折曲片13,13と起立された前記中間支持片7,7とが互いに干渉する箇所には嵌合用切欠14を夫々設けたことを特徴とする梱包用の折畳式緩衝材。
IPC (2件):
B65D 81/06 102 ,  B65D 5/50 101

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