特許
J-GLOBAL ID:200903078330512711

マイクロ波検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 伸一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-051152
公開番号(公開出願番号):特開平10-232278
出願日: 1997年02月20日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 受信動作ごとに検波出力のDCレベルが変動しても、精度良く確実に所定の周波数のマイクロ波を検出するマイクロ波検出器を提供すること【解決手段】 マイクロ波帯に設定された複数の目的バンドの受信動作を時分割で繰り返すスーパーヘテロダイン方式の受信回路を構成する検波器11の出力を、比較器16としきい値設定回路17に与える。しきい値設定回路は、ローパスフィルタ17aで検波出力のDCレベルを抽出し、それをバッファ17bを介してRCからなる分圧回路17cに与える。分圧回路でDCレベルよりも一定量小さいしきい値が生成され、それが比較器の基準電圧として入力される。比較器では、与えられたしきい値に基づいて検波出力をしきい値処理するので、確実に検出対象の周波数のマイクロ波がある時のみパルスが出力される。よって、係るパルスに基づいて検出対象のマイクロ波の有無を判断できる。
請求項(抜粋):
マイクロ波帯に設定された複数の目的バンドの受信動作を時分割で繰り返すスーパーヘテロダイン方式の受信手段と、前記受信手段から出力される検波出力をしきい値と比較し、検出対象の周波数のマイクロ波を検出する比較手段と、その比較手段の出力信号に基づいて検出対象のマイクロ波の有無を判断する判定手段と、その判定手段が前記検出対象のマイクロ波を検出したときに警報を出力する警報手段とを備えたマイクロ波検出器において、前記受信手段の検波出力に基づいて、前記比較手段におけるしきい値を設定するしきい値設定手段をさらに設け、前記しきい値設定手段は、検波出力のDCレベルを抽出する手段と、抽出されたDCレベルに対して所定のマージンをとったしきい値を設定し、前記比較手段に出力する設定手段とを有するものであることを特徴とするマイクロ波検出器。
IPC (3件):
G01S 7/38 ,  G01R 29/08 ,  H04B 1/26
FI (3件):
G01S 7/38 ,  G01R 29/08 A ,  H04B 1/26 A

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