特許
J-GLOBAL ID:200903078331460570

制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-261339
公開番号(公開出願番号):特開平7-113358
出願日: 1993年10月19日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【目的】 本発明は構造物の振動状態を検出するセンサからの出力に基づいて付加質量を駆動させて構造物の振動を制振する構成とした制振装置を提供することを目的とする。【構成】 制振装置1は、ビル2の屋上に設置された動吸振器3が制御回路4からの制御信号により制振動作してビル2の水平方向の振動を制振する。ビル2の奇数階には、各階の変位を検出する振動状態検出センサ14(141 〜145 )が設けられている。CPU22は振動状態検出センサ14(141 〜145 )からの出力によりビル2の振動状態を判定し、さらにファジィゲイン補償回路25により算出された状態フィードバックゲインベクトルFに基づいて算出された制御量uを動吸振器3に出力する。
請求項(抜粋):
構造物の振動を検出するセンサと、前記構造物の変位を検出するための構造物変位検出手段と、前記構造物の速度を検出するための構造物速度検出手段と、前記構造物の振動を制振するための付加質量と、前記付加質量の変位を検出するための付加質量変位検出手段と、前記構造物の変位に関するファジィ集合と前記構造物の速度に関するファジィ集合と前記付加質量の変位に関するファジィ集合との間で成立するファジィ規則に基づき、重み係数を求めるファジィ推論手段と、前記ファジィ推論手段により求められた前記重み係数を用いてフィードバックゲインを演算するフィードバックゲイン演算手段と、前記フィードバックゲイン演算手段により求められたフィードバックゲインと前記センサからの出力値とに基づいて制御量を演算する制御量演算手段と、前記制御量演算手段により演算された制御量に基づいてアクチュエータを駆動して付加質量を移動させる駆動手段と、よりなることを特徴とする制振装置。
IPC (3件):
E04H 9/02 341 ,  F16F 15/02 ,  G05D 19/02

前のページに戻る