特許
J-GLOBAL ID:200903078335261628

冷延用アルミキルド鋼の連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中路 武雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-187642
公開番号(公開出願番号):特開平6-000599
出願日: 1992年06月22日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 冷延用極低炭素アルミキルド鋼は、Alで完全脱酸している関係上鋼中のAl含有量多く、これを連続鋳造する場合、タンディッシュノズル、スライディングノズル、浸漬ノズルのノズル部に析出付着し閉塞に至らしめるので、従来溶鋼中にCaを含有せしめ、また、ノズル部に不活性ガスを吹込む等の対策をとっていたが、種々の弊害を生ずるので不活性ガスを全く使用しない方法を確立する。【構成】 溶鋼中へのCaの添加を5ppm以上10ppm未満に限定すると共に、タンディッシュノズル、浸漬ノズル等の内壁をCaOを15%以上含む耐火物とし、ノズル部への不活性ガスの吹込みを全く行わない連続鋳造とする。【効果】 溶鋼中の介在物のAl2O3はCaOと反応して12CaO、7Al2O3の低融点化合物となり、ノズル部に析出付着しないほか、Ca添加による鋼材の錆も発生せず、鋳片のブローホールもない品質のすぐれた冷延用極低炭素アルミキルド鋼スラブを得た。
請求項(抜粋):
冷延用極低炭素アルミキルド鋼の連続鋳造方法において、前記極低炭素アルミキルド溶鋼にCaを5ppm以上10ppm未満の濃度となるように添加する段階と、前記連続鋳造用タンディッシュの上ノズル、スライディングノズルおよび浸漬ノズルの内壁をCaO含有量15%以上の耐火物とする段階と、を有して成り、前記上ノズル、スライディングノズルおよび浸漬ノズルへは不活性ガスの吹込みを全く行わないことを特徴とする冷延用アルミキルド鋼の連続鋳造方法。
IPC (5件):
B22D 11/10 320 ,  B22D 11/10 330 ,  B22D 11/10 340 ,  B22D 11/10 370 ,  C04B 35/22
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-099761
  • 特開昭63-132755

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