特許
J-GLOBAL ID:200903078336416137

歪時効硬化特性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-335976
公開番号(公開出願番号):特開2006-083471
出願日: 2005年11月21日
公開日(公表日): 2006年03月30日
要約:
【課題】自動車の構造部材用として好適な、歪時効硬化特性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】C:0.04〜0.12%、Si:0.4 %以下、Mn:1.0 〜 3.0%、P:0.05%以下、Al:0.001 〜 0.1%、N:0.005 〜0.02%を含有する組成の鋼素材に、熱間圧延、あるいはさらに冷間圧延を施して、鋼板としたのち、T= 860-250C-150N+45Si-30Mn+700P+400Al-15Ni-10Cr+30Mo+400Ti+80Nb で定義される温度T(°C)以上の温度域に加熱したのち、550 °Cまでの平均冷却速度を5〜50°C/sとして冷却する処理を施し、次いで溶融亜鉛めっき処理を施す。これにより、ΔTS80MPa 以上の優れた歪時効硬化特性が得られる。なお、加熱処理前に、前記T°C以上の温度に加熱する前処理と、表面の成分濃化層を除去する酸洗処理とを順次施してもよい。鋼素材は、 前記組成に加えてさらにCr、Mo、Niのうちの1種以上を含有してもよい。【選択図】図2
請求項(抜粋):
質量%で、 C:0.04〜0.12%、 Si:0.4 %以下、 Mn:1.0 〜 3.0%、 P:0.05%以下、 Al:0.001 〜 0.1%、 N:0.005 〜0.02% を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する鋼素材に、熱間圧延、あるいはさらに冷間圧延を施して、鋼板としたのち、該鋼板に、加熱処理として、下記(1)式で定義される温度T以上の温度域の温度に加熱保持時間300 s以下として加熱したのち、550 °Cまでの平均冷却速度を5〜50°C/sとして冷却する処理を施し、次いで溶融亜鉛めっき処理を施すことを特徴とする歪時効硬化特性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。 記 T= 860-250C-150N+45Si-30Mn+700P+400Al-15Ni-10Cr+30Mo+400Ti+80Nb.........(1) ここで、T:温度(°C) C、N、Si、Mn、P、Al、Ni、Cr、Mo、Ti、Nb:各元素の含有量(質量%)
IPC (6件):
C21D 9/46 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/58 ,  C22C 38/00 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/28
FI (8件):
C21D9/46 U ,  C22C38/06 ,  C22C38/58 ,  C22C38/00 301T ,  C22C38/00 301W ,  C21D9/46 J ,  C23C2/06 ,  C23C2/28
Fターム (37件):
4K027AA02 ,  4K027AA05 ,  4K027AA23 ,  4K027AB05 ,  4K027AB42 ,  4K027AC02 ,  4K027AC12 ,  4K027AC52 ,  4K027AC73 ,  4K037EA01 ,  4K037EA05 ,  4K037EA06 ,  4K037EA11 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA20 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EB05 ,  4K037EB06 ,  4K037EB08 ,  4K037EB11 ,  4K037EC01 ,  4K037FA02 ,  4K037FC04 ,  4K037FD03 ,  4K037FE02 ,  4K037FF03 ,  4K037FH01 ,  4K037FJ05 ,  4K037FK02 ,  4K037FK03 ,  4K037FM04 ,  4K037GA05
引用特許:
出願人引用 (3件)

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