特許
J-GLOBAL ID:200903078349152627

アタクチックプロピレン(コ)ポリマ-

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-054218
公開番号(公開出願番号):特開平11-292934
出願日: 1999年03月02日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 アタックチックプロピレン(コ)ポリマーの製造。【解決手段】 有機金属触媒の存在下、気相、液相あるいはスラリーで、-20°Cから+200°Cの温度及び1-50バールの圧力でアタックチックプロピレン(コ)ポリマーが製造される。この目的の遷移金属の有機金属化合物は、式【化1】(Aは、ベンゾ系またはテトラヒドロシクロヘキシル系を表し、更なる式記号は説明中で特定された意味である)の、第1のリガンドとして場合によっては置換された2-インデニルを含有する化合物である。
請求項(抜粋):
気相、液相あるいはスラリーで、有機金属触媒の存在下、-20°Cから+200°Cの温度及び1-50バールの圧力で、場合によっては重合に不活性な物質の存在下で非晶質で、殆どがアタクチックなポリプロピレン及び非晶質プロピレンコポリマーを製造する方法であって、第1のリガンドとして場合によっては置換された2-インデニルを有する、式【化1】(式中、Aは、ベンゾ系またはテトラヒドロシクロヘキシル系を表し、Qは、場合によっては4水素化された2-インデニル系の置換基として、C1-C4アルキル、C6-C14アリール、C7-C10アラルキル、C1-C4アルコキシ、C1-C4アルキルチオ、フェノキシ、フェニルチオ、ジC1-C4アルキルアミノ、C6-C14アリールC1-C4アルキルアミノ、ジC6-C14アリールアミノ、ジベンジルアミノ、トリC1-C4アルキルシリル、ジC1-C4アルキルボラニル、フェニルC1-C4アルキルボラニル、ジフェニルボラニル、ジC1-C4アルキルホスホリル、ジフェニルホスホリル、あるいはフェニルC1-C4アルキルホスホリルを表し、mは、0から6の範囲の整数を表し、M1は、メンデレーフ元素周期律表のIV、VまたはVI亜族の遷移金属であり、Xは、アニオンを表し、nは、M1の原子価及び結合状態により決まる0から4の数であり、Yは、-C(R1R2)-、-Si(R1R2)-、-Ge(R1R2)、-C(R1R2)-C(R3R4)-、-C(R1R2)-Si(R3R4)-または-Si(R1R2)-Si(R3R4)-、(ここで、R1、R2、R3及びR4は、各々独立に、水素、ハロゲン、直鎖あるいは分岐のC1-C10アルキル、C5-C8シクロアルキル、C6-C14アリールまたはC7-C10アラルキルを表す)からなる群からのブッリジを表し、Zは、開鎖状および環状、場合によってはアニオンのπ系、-N(R5)-、-P(R6)-、|N(R5R7)-、|P(R6R8)-、-O-、-S-、|OR5または|SR5-からなる群からの第2のリガンドであり、(ここで、元素記号N、P、OまたはSの左側の縦線は、電子対及びイオン性、共有結合性または配位結合性のZとM1の間の結合を表し、R5、R6、R7及びR8は、各々独立にR1からR4と同一の意味を持ち、R5及びR7は加えて-Si(R1R2R3)を表し、R6及びR8は加えて-Si(R1R2R3)、-OR1、-SR1、または-N(R1R2)を表す)の遷移金属の有機金属化合物が触媒として使用されることを特徴とする製造方法。
IPC (2件):
C08F 10/06 ,  C08F 4/64
FI (2件):
C08F 10/06 ,  C08F 4/64

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