特許
J-GLOBAL ID:200903078350883864

超音波診断装置の受波整相回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-291929
公開番号(公開出願番号):特開平6-114061
出願日: 1992年10月07日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】超音波診断装置の受波整相回路において、回路規模を大きくすることなく複数本の超音波ビームを実時間で得る。【構成】配列振動子素子11〜1nの各チャンネル毎のアナログ可変遅延線を一つの振動子素子11 に対して複数個311,312並列に設けると共に、これらのアナログ可変遅延線311〜3n2を交互に切り換えて接続する切換え器101〜10nを設け、制御回路部7からの制御信号により上記切換え器101〜10nを切換え制御すると共にディジタル遅延手段(41〜4n,51〜5n)を時分割制御するようにしたものである。これにより、受波整相回路の全体を複数系統設けることなく、回路規模を大きくしないで複数本の超音波ビームを実時間で得ることができる。
請求項(抜粋):
探触子の配列振動子素子で各チャンネル毎に受信した被検体からの反射エコー信号をそれぞれ入力し、これらの反射エコー信号に所定の微小遅延時間を与えるアナログ可変遅延手段と、このアナログ可変遅延手段で遅延を与えられた受波信号をディジタル信号に変換すると共にこのディジタル信号をサンプリング周期の間隔で遅延するディジタル遅延手段と、これらの遅延手段で位相が揃えられた各チャンネルの受波信号を加算する加算手段とを有する超音波診断装置の受波整相回路において、上記各チャンネル毎のアナログ可変遅延手段を一つの振動子素子に対して複数個並列に設けると共に、これらのアナログ可変遅延手段を交互にて切り換えて接続する切換手段を設け、制御回路部からの制御信号により上記切換手段を切り換え制御すると共に上記ディジタル遅延手段を時分割制御するようにしたことを特徴とする超音波診断装置の受波整相回路。
IPC (2件):
A61B 8/14 ,  G01N 29/22 501

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