特許
J-GLOBAL ID:200903078356883203

内燃機関における吸気圧力推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-331450
公開番号(公開出願番号):特開平9-170480
出願日: 1995年12月20日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 吸気圧力が大気圧と略等しくなる状態で、大気圧に基づいて吸気圧力を推定する演算式の定数を変更することで、吸気圧力の推定精度が向上する吸気圧力推定装置を提供することを目的とする。【解決手段】 読み込んだスロットル開度TVO及び機関回転速度Neに基づいて、実際の吸気圧力と大気圧とが略等しくなっている領域である4/4領域であるか否かをマップの検索等によって判断し、4/4領域であればS13へと進み、4/4領域でなければ本ルーチンを終了する(S10〜S12)。そして、4/4領域であれば、吸気圧力Pmを推定(S13)すると共に、大気圧Paを読み込み(S14)、推定した吸気圧力Pm及び大気圧Paに基づき、吸気圧力Pmを推定する際に使用した演算式 Pm=C・Tp・Ta/η における定数Cを更新する。
請求項(抜粋):
機関運転状態に基づいて基本燃料供給量Tpを設定する基本燃料供給量設定手段と、吸入空気の温度Taを検出する吸気温度検出手段と、基本燃料供給量Tp、吸入空気温度Ta、定数C及び吸気体積効率ηを用いて演算式 Pm=C・Tp・Ta/η により吸気通路に介装されたスロットル弁下流の吸気圧力Pmを推定する吸気圧力推定手段と、大気圧を検出する大気圧検出手段と、機関運転状態に基づいてスロットル弁下流の吸気圧力が大気圧と略等しくなっている状態であるか否かを判断する状態判断手段と、該状態判断手段によりスロットル弁下流の吸気圧力が大気圧と略等しくなっている状態であると判断されたときに、前記吸気圧力推定手段により推定された吸気圧力Pmが大気圧検出手段により検出された大気圧と略等しくなるように、前記吸気圧力推定手段における演算式の定数Cを変更する定数変更手段と、を含んで構成されることを特徴する内燃機関における吸気圧力推定装置。

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