特許
J-GLOBAL ID:200903078358138866

高分子電解質型燃料電池発電システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 角田 嘉宏 ,  古川 安航 ,  西谷 俊男 ,  幅 慶司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-379851
公開番号(公開出願番号):特開2006-210334
出願日: 2005年12月28日
公開日(公表日): 2006年08月10日
要約:
【課題】電解質膜の劣化を抑制し、燃料電池の寿命を向上することが可能な高分子電解質型燃料電池発電システムを提供する。【解決手段】高分子電解質膜を挟むアノード及びカソードからなる複数のセルへの燃料ガス給排路と、酸化剤ガス給排路と、前記複数のセルの発電領域の対向領域への冷却流体給排路と、を備え、前記発電領域において発熱を伴う発電が行われるよう構成された燃料電池101と、燃料電池に燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置102と、酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給装置103と、冷却流体供給装置104と、制御装置108と、を備え、制御装置108は、発電が行われる時に、燃料ガス及び酸化剤ガスの少なくともいずれかの入口403,404における露点換算温度をT1で表し、冷却流体の入口401における温度をT2で表した場合に、T1≧T2+1°Cの条件を満たすように、冷却流体供給装置を介して冷却流体入口温度を制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
高分子電解質膜と該高分子電解質膜を挟むように形成されたアノード及びカソードとを有する複数のセルと、燃料ガスを該燃料ガスの入口から各セルの前記アノードに導き、そこから外部に排出するよう形成された燃料ガス経路と、酸化剤ガスを該酸化剤ガスの入口から各セルの前記カソードに導き、そこから外部に排出するよう形成された酸化剤ガス経路と、冷却流体を、該冷却流体の入口から冷却流体供給マニホ-ルドを通って前記複数のセルの前記アノード及びカソードからなる発電領域に対向する領域に導き、そこから該冷却流体の出口を経て外部に排出するよう形成された冷却流体経路と、を備え、前記発電領域において前記燃料ガスと酸化剤ガスとが反応して発熱を伴う発電が行われるよう構成された燃料電池と、 前記燃料電池の前記燃料ガスの入口に前記燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置と、 前記燃料電池の前記酸化剤ガスの入口に前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給装置と、 前記燃料電池の前記冷却流体経路を通るように冷却流体を流すことにより該燃料電池を冷却する冷却流体供給装置と、 制御装置と、を備え、 前記制御装置は、前記発電が行われる時に、前記燃料ガス及び前記酸化剤ガスの少なくともいずれかの前記入口における全水分量を露点に換算した温度(以下、入口露点換算温度)をT1で表し、前記冷却流体の前記入口における温度(以下、冷却流体入口温度)をT2で表した場合に、T1≧T2+1°Cの条件を満たすように、前記冷却流体供給装置を介して前記冷却流体入口温度を制御する、高分子電解質型燃料電池発電システム。
IPC (3件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/10 ,  H01M 8/02
FI (6件):
H01M8/04 K ,  H01M8/04 J ,  H01M8/04 T ,  H01M8/04 A ,  H01M8/10 ,  H01M8/02 R
Fターム (19件):
5H026AA06 ,  5H026CC03 ,  5H026CC08 ,  5H026CX04 ,  5H026EE18 ,  5H026HH00 ,  5H026HH03 ,  5H026HH08 ,  5H026HH09 ,  5H027AA06 ,  5H027BA01 ,  5H027DD06 ,  5H027KK01 ,  5H027KK21 ,  5H027KK31 ,  5H027KK44 ,  5H027KK48 ,  5H027MM02 ,  5H027MM16
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3596332号公報

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