特許
J-GLOBAL ID:200903078359486906

微小空間を埋めた物品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-042590
公開番号(公開出願番号):特開平6-254972
出願日: 1993年03月03日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】【目的】ボイドを一層低減でき高密度化を図り得、絶縁性、寸法安定性、強度等の特性を向上させ得るのに有利なコイル部品等の物品の製造方法を提供する。【構成】ウレタン被覆層で銅線を被覆した線材1(直径約60μm)をボビン2に多重に巻き、コイル巻線体3を作製した。コイル巻線体3を容器4に収納し、脱泡処理したエポキシ樹脂を容器4に真空注型する。次にそのシリコーンオイルに入れ、シリコーンオイルを加熱すると共にこれに高圧を負荷し、巻線体3を構成する線材1間の極微小空間に樹脂を含浸させた。この条件は圧力が0.3GPa、温度が100°C、含浸時間が1時間とした。次にシリコーンオイルを150°Cに昇温させ、シリコーンオイルに高圧を負荷させつつ樹脂を硬化させ、コイル巻線体3を樹脂硬化層65で被覆したコイル部品8を得た。
請求項(抜粋):
微小空間を備えた物品と流動性をもつ硬化型の樹脂とを減圧下で接触させると共に、少なくとも該微小空間の入口近くに該樹脂を付着させる第1工程と、少なくとも該樹脂の硬化前に、該樹脂を付着させた物品を液状媒体中に入れ、該液状媒体に高圧を負荷して該樹脂を該物品の微小空間に含浸させ、含浸後、該樹脂を硬化させ、該微小空間を該樹脂で埋めた該物品を得る第2工程と、を順に実施することを特徴とする微小空間を埋めた物品の製造方法。
IPC (2件):
B29C 67/00 ,  H01F 41/12

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