特許
J-GLOBAL ID:200903078360147023

回転センサーを一体に備えた軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-318671
公開番号(公開出願番号):特開平5-264562
出願日: 1992年11月27日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 コンパクトな構造を有し、軸受の部品の多くを車輪速度センサーに一体に組み込むことによって効率的にまとめられたユニットを構成し、さらに、車輪速度センサーのトランスデューサーのコイル巻線を速度感知用の部品として用いることによって、温度測定を行うこと。【構成】 コイル巻線から成る温度センサーをシールされたスペース内に収容し、外部から遮断する。
請求項(抜粋):
第1の軸受レースと、第2の軸受レースと、前記軸受レースが相対的に回転できるように両レース間に組み込まれた複数のボール28と、表面に磁極が異なる部分を円周方向に交互に設けた磁気リング38、82、164、192とを備え、前記磁気リングは前記第2の軸受レースに固定してあり、さらに前記第1の軸受レースに固定した環状のトランスデューサー40、112、162、182を設け、前記トランスデューサーは強磁性材料でできており、前記磁気リング38、82、164、192の面に対向する複数の第1の歯部と、前記磁気リングの面に対向する複数の第2の歯部を備え、前記第1の歯部60、86が前記磁気リングの磁極部分のうち、一方の磁極を有する部分と磁気的に結合している場合は、前記第2の歯部58、84は前記磁気リングの磁極部分のうち、上記と反対の磁極を有する部分と磁気的に結合するように、前記トランスデューサーの歯部は前記磁気リングの磁極を有する部分に対して配列されており、さらに前記磁気リングと前記トランスデューサーが相対的に回転すると、前記第1および第2の歯部に対向する前記磁極が、交互に入れ替わるように、前記トランスデューサーの歯部を前記磁気リングに対して配列し、さらに前記トランスデューサー内にコイル62を設け、前記相対回転によって前記トランスデューサー中を流れる交番磁界によって前記コイル中に交流電圧を誘起するようにしたことを特徴とする軸受装置。
IPC (5件):
G01P 3/488 ,  B60B 35/18 ,  B60T 8/00 ,  F16C 19/00 ,  G01K 7/00

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