特許
J-GLOBAL ID:200903078371749491

アクリル系熱可塑性エラストマー組成物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田治米 登 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-342625
公開番号(公開出願番号):特開2002-145972
出願日: 2000年11月09日
公開日(公表日): 2002年05月22日
要約:
【要約】【課題】 既存の設備に適用可能なリビングラジカル重合法により十分なエラストマー性能を発現する新規なアクリル系熱可塑性エラストマーを製造できるようにする。【解決手段】 成分(A)遷移金属錯体;成分(B)有機ハロゲン化物;及び成分(C)ルイス酸又はアミンからなるリビングラジカル重合開始剤系を用いて、炭素数1〜3のアルカノールのメタクリル酸エステル(D)を重合率90%以上まで重合させ、次いで炭素数4〜18のアルカノールの(メタ)アクリル酸エステル(E)を重合率が60〜100%の範囲に達するまで重合させてブロック共重合体を形成し、更に炭素-炭素二重結合を二つ以上有するラジカル重合性化合物(F)を加えて共重合させることにより、形成される3次元重合体の周囲に該ブロック共重合体の50重量%以上が結合した星型共重合体をアクリル系熱可塑性エラストマー組成物の主成分として形成する。
請求項(抜粋):
以下の成分(A)、(B)及び(C):(A)遷移金属錯体;(B)有機ハロゲン化物;及び(C)ルイス酸又はアミンからなるリビングラジカル重合開始剤系を用いてアクリル系熱可塑性エラストマー組成物を製造する方法において、次の第一段階、第二段階及び第三段階:(第一段階)炭素数1〜3のアルカノールのメタクリル酸エステル(D)を50重量%以上含有する第1の単量体組成物を重合率90%以上まで重合させる段階;(第二段階)第一段階で得られた重合反応混合物に、炭素数4〜18のアルカノールの(メタ)アクリル酸エステル(E)を50重量%以上含有する第2の単量体組成物を逐次添加し、(メタ)アクリル酸エステル(E)を含有する第2の単量体組成物の重合率が60〜100%の範囲に達するまで重合させてブロック共重合体を形成する段階;及び(第三段階)第二段階で得られた、ブロック共重合体を含有する重合反応混合物に、炭素-炭素二重結合を二つ以上有するラジカル重合性化合物(F)を加えて共重合させることにより、形成される3次元重合体の周囲に該ブロック共重合体の50重量%以上が結合した星型共重合体をアクリル系熱可塑性エラストマー組成物の主成分として形成する段階を有することを特徴とする製造方法。
IPC (2件):
C08F297/06 ,  C08F 4/70
FI (2件):
C08F297/06 ,  C08F 4/70
Fターム (54件):
4J026HA11 ,  4J026HA27 ,  4J026HA39 ,  4J026HB11 ,  4J026HC07 ,  4J026HC11 ,  4J026HC27 ,  4J026HE05 ,  4J028AA01A ,  4J028AB00A ,  4J028AB01A ,  4J028AC07A ,  4J028AC45A ,  4J028AC46A ,  4J028AC48A ,  4J028BA00A ,  4J028BA01B ,  4J028BB00A ,  4J028BB00B ,  4J028BB01B ,  4J028CB45C ,  4J028CB58C ,  4J028CB62C ,  4J028CB63C ,  4J028CB64C ,  4J028EB25 ,  4J028EC01 ,  4J028ED06 ,  4J028EE06 ,  4J028GA01 ,  4J028GA26 ,  4J128AA01 ,  4J128AB00 ,  4J128AB01 ,  4J128AC07 ,  4J128AC45 ,  4J128AC46 ,  4J128AC48 ,  4J128BA00A ,  4J128BA01B ,  4J128BB00A ,  4J128BB00B ,  4J128BB01B ,  4J128CB45C ,  4J128CB58C ,  4J128CB62C ,  4J128CB63C ,  4J128CB64C ,  4J128EB25 ,  4J128EC01 ,  4J128ED06 ,  4J128EE06 ,  4J128GA01 ,  4J128GA26
引用特許:
出願人引用 (3件)

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