特許
J-GLOBAL ID:200903078372086534
老化および衰弱性疾患の有害作用を治療するための、後期糖化最終生成物の破壊物質の使用
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
社本 一夫
, 増井 忠弐
, 小林 泰
, 千葉 昭男
, 富田 博行
, 深澤 憲広
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-574958
公開番号(公開出願番号):特表2004-529126
出願日: 2002年03月05日
公開日(公表日): 2004年09月24日
要約:
後期糖化最終生成物(AGEs)は、糖尿病、アテローム性動脈硬化、アルツハイマー病および慢性関節リウマチなどの様々な衰弱性疾患の病因において、並びに正常な老化プロセスにおいて関与している。7種の化合物が、AGE-タンパク質架橋を破壊する際に活性であることをここで報告した。これらの化合物は、1,4-ベンゼン-bis[4-メチレンアミノ-フェノキシイソ酪酸](LR102);4-[(3,5-ジクロロフェニルウレイドフェノキシイソブチリル]-4-アミノ安息香酸(LR99);L-bis-[4-(4-クロロベンズアミドフェノキシイソブチリル)シスチン](LR20);4-(3,5-ジクロロフェニルウレイド)フェノキシイソブチリル-1-アミドシクロヘキサン-1-カルボン酸(LR23);メチレンbis[4,4'-(2-クロロフェニルウレイドフェノキシイソ酪酸)](LR90);5-アミノサリチル酸(5-ASA);およびメトホルミンである。これらの化合物を使用して、AGEsが形成される疾患の衰弱性作用を逆転させることができる。
請求項(抜粋):
生物において糖化最終生成物または架橋タンパク質を切断するための方法であって、前記方法が有効量の化合物または前記化合物の薬学的に許容可能な塩を前記生物に対して投与することを含み、前記化合物が以下のもの:
1,4-ベンゼン-bis[4-メチレンアミノフェノキシイソ酪酸];
4-[(3,5-ジクロロフェニルウレイドフェノキシイソブチリル]-4-アミノ安息香酸;
L-bis-[4-(4-クロロベンズアミドフェノキシイソブチリル)シスチン];
4-(3,5-ジクロロフェニルウレイド)フェノキシイソブチリル-1-アミドシクロヘキサン-1-カルボン酸;
メチレンbis[4,4'-(2-クロロフェニルウレイドフェノキシイソ酪酸)];
1,1-ジメチルビグアニド;および
5-アミノサリチル酸;
からなる群から選択される、前記方法。
IPC (12件):
A61K31/196
, A61K31/155
, A61K31/194
, A61K31/198
, A61K31/606
, A61P3/10
, A61P9/10
, A61P13/12
, A61P19/02
, A61P25/00
, A61P25/28
, A61P29/00
FI (12件):
A61K31/196
, A61K31/155
, A61K31/194
, A61K31/198
, A61K31/606
, A61P3/10
, A61P9/10
, A61P13/12
, A61P19/02
, A61P25/00
, A61P25/28
, A61P29/00 101
Fターム (31件):
4C086AA01
, 4C086AA02
, 4C086DA17
, 4C086MA01
, 4C086MA04
, 4C086MA09
, 4C086MA10
, 4C086NA14
, 4C086ZA01
, 4C086ZA16
, 4C086ZA45
, 4C086ZA81
, 4C086ZA96
, 4C086ZB15
, 4C086ZC35
, 4C206AA01
, 4C206AA02
, 4C206HA30
, 4C206HA31
, 4C206JA61
, 4C206KA01
, 4C206MA01
, 4C206MA04
, 4C206NA14
, 4C206ZA01
, 4C206ZA16
, 4C206ZA45
, 4C206ZA81
, 4C206ZA96
, 4C206ZB15
, 4C206ZC35
引用特許:
引用文献: