特許
J-GLOBAL ID:200903078376291736

平版印刷版用支持体、その製造方法及び支持体を用いた感光性平版印刷版の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-200474
公開番号(公開出願番号):特開平6-024166
出願日: 1992年07月03日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 保水性及び感光層との密着性を改良した平版印刷版用支持体及びその製造方法、並びにこの支持体を用いて耐刷力を改良した感光性平版印刷版の製造方法を提供する。【構成】 0.3mm厚のアルミニウム板を10%NaOH水溶液中に浸漬し、次いで25%H2SO4水溶液で中和した。更にこのアルミニウム板の表面をブラシ研磨し、20%NaOH水溶液を用いて、Alの溶解量が10g/m2となるようにエッチングした。このようにして処理したアルミニウム板を陽極時電流密度40A/dm2、陽極時電気量300クーロン/dm2の条件で交番波形によって電解粗面化を行なった。電解粗面化に続いて10%NaOH水溶液を用いてAlの溶解量が1.5g/m2となるようにアルカリエッチングし、10%H2SO4水溶液でデスマット処理した後、同じく10%H2SO4水溶液中で陽極酸化処理を行って、2.5g/m2 の酸化皮膜を設けた支持体を形成した。
請求項(抜粋):
平版印刷版用支持体であるアルミニウム板の表面が粗面化によって起伏を有し、更にこの起伏上にピットの平均開孔径0.2乃至5μm且つ3×106乃至9×108個/cm2角の無いなだらかなピットを全面に渡って有することを特徴とする平版印刷版用支持体。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特公昭62-025117
  • 特開昭56-047041
  • 特公昭62-025117
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