特許
J-GLOBAL ID:200903078382500916

熱スプレッダを備えた高性能冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 後藤 政喜 ,  松田 嘉夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-125644
公開番号(公開出願番号):特開2004-336031
出願日: 2004年04月21日
公開日(公表日): 2004年11月25日
要約:
【課題】熱伝導と熱放散が効率的になるように最適化された異種材料の使用を可能にする熱スプレッダを備えた冷却装置を提供する。【解決手段】冷却装置は、第1の材料からなり、ベース17と、弧状の溝で取り囲まれた弧状のボス13と、ベースからボスまで延在するテーパ穴14と、ボスからテーパ穴まで延在する開口14aとを含むヒートマス11を含む。開口14aには、ヘッドとねじ付きシャフトを含む留金具45が、ヘッドがボスと接した状態で差し込まれる。第1の材料と異なる第2の材料からなる熱スプレッダ40は、ヒートマスのテーパ穴14を補完するテーパ壁41と、部品と熱的に接続するように適合された取付け面19と、留金具のねじ付きシャフトを受けるように適合されたねじ穴43とを含む。【選択図】 図1b
請求項(抜粋):
部品から熱を放散する冷却装置において、 第1の材料からなるヒートマスであって、ベースと、凸弧状表面形状を含むボスと、前記ボスを取り囲み凹弧状表面形状を有する溝とを有し、前記溝と前記ボスがヒートマスの軸のまわりに対称的に配置されており、前記ベースから前記ボスまで延在するテーパ穴と、前記ボスから前記テーパ穴まで延在する開口とを有するヒートマスと、 ヘッドとねじ付きシャフトとを有し、前記ヘッドが前記ボスと接触している状態で前記開口に差し込まれる留金具と、 第1の材料と異なる第2の材料からなる熱スプレッダであって、前記テーパ穴を補完する形状を有するテーパ壁と、前記熱スプレッダを前記部品に熱的に接続するように構成された取付け面と、前記ねじ付きシャフトを収容するように構成されたねじ穴とを有する熱スプレッダと、 前記ヒートマスと接触し、前記ヒートマスまで延在する主スロットを間に画定するように離間され、前記軸から放射状外側方向に増大する表面積を有する複数の羽根と、 を備え、 前記羽根が、上面と、内壁であって、前記溝から延在し、前記上面まで延在する第2の部分で終わる第1の部分を有し、前記溝を取り囲むチャンバを画定する空気力学的形状の内壁と、外壁であって、前記ヒートマスの前記ベースから前記上面の方に拡がり、滑らかな湾曲部分と、通風部分と、滑らかな放射状外側部分とを含む表面形状を有する外壁と、を含んでおり、 前記羽根が、各羽根の一部分に延在して、各羽根に複数のフィンを画定する少なくとも1つの副スロットを有しており、 前記チャンバに入る空気流は、前記主スロットと前記副スロットの下部から、前記羽根と前記フィンから熱を放散させる排気流として出て、前記排気流は、前記副スロットと前記主スロットの上部から吸込み流をチャンバ内に誘導し前記フィンと前記羽根から熱を放散させるチャンバ内の低圧領域を作り出し、前記低圧領域は、前記内壁の前記第1の部分と第2の部分に沿った表面流を誘導して前記溝と前記ボスに流れるようにし、前記ヒートマスから熱を放散させる、 ことを特徴とする冷却装置。
IPC (6件):
H01L23/36 ,  F04D29/58 ,  F04D29/60 ,  H01L23/40 ,  H01L23/467 ,  H05K7/20
FI (8件):
H01L23/36 Z ,  F04D29/58 J ,  F04D29/60 F ,  H01L23/40 Z ,  H05K7/20 B ,  H05K7/20 F ,  H05K7/20 H ,  H01L23/46 C
Fターム (13件):
5E322AA01 ,  5E322BA05 ,  5E322BB03 ,  5E322FA04 ,  5F036AA01 ,  5F036BB01 ,  5F036BB05 ,  5F036BB35 ,  5F036BC03 ,  5F036BD01 ,  5F036BD03 ,  5F036BD11 ,  5F036BD13

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