特許
J-GLOBAL ID:200903078396545955
希釈倍率導出方法、定量方法、及び分析装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
早瀬 憲一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-278384
公開番号(公開出願番号):特開2009-109196
出願日: 2007年10月26日
公開日(公表日): 2009年05月21日
要約:
【課題】 本発明では、乳びを含む生物学的試料を希釈する場合でもより正確な希釈倍率を導出する方法を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明の希釈倍率導出方法は、光源(A)の光に対する希釈用水溶液中の指示物質の吸光度(C1)を測定する工程と、定量すべき任意成分を含む生物学的試料と希釈用水溶液とを混合して定量用試料液を調製する工程と、光源(A)の光に対する定量用試料液中の指示物質の吸光度(C2)を測定する工程と、光源(A)の光とは波長が異なる光源(B)の光に対する定量用試料液中の指示物質の吸光度(C4)を測定する工程と、吸光度(C4)と、生物学的試料中の乳びを含む血漿における光源(A)及び光源(B)の光の波長依存特性とから、血漿のブランク吸光度(C5)を求め、吸光度(C1)と、吸光度(C2)から吸光度(C5)を減算した値とから、生物学的試料の希釈倍率(D2)を求める工程を含むことを特徴とする。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
第1の光源の光に対する、希釈用水溶液に含まれる光学的に検出可能な指示物質の吸光度を測定する工程と、
定量すべき成分を含む生物学的試料と前記希釈用水溶液とを混合して、前記生物学的試料を希釈し、定量用試料液を調製する工程と、
前記第1の光源の光に対する前記定量用試料液中の指示物質の吸光度を測定する工程と、
前記第1の光源の光とは波長が異なる第2の光源の光に対する前記定量用試料液中の指示物質の吸光度を測定する工程と、
前記第2の光源の光に対する前記定量用試料液中の指示物質の吸光度と、前記生物学的試料中の乳びを含む特定成分における前記第1の光源の光及び前記第2の光源の光の波長依存特性とから、前記特定成分の吸光度を求める工程と、
前記第1の光源の光に対する前記希釈用水溶液中の指示物質の吸光度と、前記第1の光源の光に対する前記定量用試料液中の指示物質の吸光度から前記特定成分の吸光度を減算した値とに基づいて、前記希釈用水溶液による前記生物学的試料の希釈倍率を求める工程とを含む、
ことを特徴とする希釈倍率導出方法。
IPC (3件):
G01N 33/49
, G01N 33/92
, G01N 35/10
FI (4件):
G01N33/49 S
, G01N33/49 K
, G01N33/92 C
, G01N35/06 K
Fターム (17件):
2G045AA40
, 2G045BA13
, 2G045BB41
, 2G045CA26
, 2G045DA70
, 2G045FA13
, 2G045FB11
, 2G045GC10
, 2G045JA01
, 2G045JA07
, 2G058BA01
, 2G058CB01
, 2G058CF02
, 2G058DA07
, 2G058FA07
, 2G058GA02
, 2G058GD01
引用特許:
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