特許
J-GLOBAL ID:200903078402177521

定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤岡 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-018107
公開番号(公開出願番号):特開平9-190101
出願日: 1996年01月09日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、離型剤塗布ローラを用いて定着ローラに離型剤を塗布する場合であっても、長期にわたって均一な塗布が可能で、記録材端部への過剰な離型剤の供給を行うことなく、光沢差や離型剤の汚れが発生することのない定着装置を提供することを目的とするものである。【解決手段】 離型剤パン10内の離型剤9を、第1汲み上げローラ11及び第2汲み上げローラ12で汲み上げ、ブレード15で均しつつ離型剤塗布ローラ13により定着ローラ4に供給する定着装置において、離型剤塗布ローラ13を中央部よりも端部の方が太くなるように形成することにより、離型剤塗布ローラ13部の中央部が定着ローラ4から受けた熱で膨張しても、端部より太くなることがなく、離型剤の中央部から端部への流入を防ぐ。
請求項(抜粋):
加熱源を内包する定着ローラと、該定着ローラに圧接するように配設された加圧ローラと、前記定着ローラに離型剤を塗布する離型剤塗布装置とを備えた定着装置であって、該離型剤塗布装置が、離型剤に対して化学的に親和性のあるポリマーから形成された層を有して前記定着ローラに離型剤を塗布する離型剤塗布ローラと、該離型剤塗布ローラに供給される離型剤を均一にならすためのブレードと、該離型剤塗布ローラに離型剤パンより離型剤を汲み上げて供給する汲み上げローラとを有する定着装置において、前記離型剤塗布ローラの少なくとも一方の端部が中央部に比較して太いことを特徴とする定着装置。

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