特許
J-GLOBAL ID:200903078405845070
内燃機関のバルブタイミング制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-355996
公開番号(公開出願番号):特開平11-182216
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 各油圧室間の高いシール性能を確保してバルブタイミング制御の応答性を向上させつつ、回転トルク変動に起因するベーンの揺動振動を防止する。【解決手段】 タイミングプーリ1と相対回動可能なカムシャフトとを、ハウジング6内の進角側油圧室32と遅角側油圧室33への相対的な油圧の給排により、ベーン3を正逆回転させてタイミングプーリとカムシャフトとの相対回動位相を変換させて、吸気弁の開閉時期を可変にする。ハウジングの前後に結合されたフロントカバー7とリアカバー8に摺接する前記ベーンの基部27と4つの羽根部28の各端面3a,3bに、環状ラビリンス溝37a,37bと直線状ラビリンス溝38a,38bとを設けて、ラビリンスパッッキンにより両油圧室32,33間をシールする。
請求項(抜粋):
機関のクランクシャフトによって回転駆動する回転体と、該回転体と相対回動可能なカムシャフトと、該カムシャフトの端部に固定されて、回転体のハウジング内を摺動回転するベーンと、前記ハウジングの一端開口を閉塞する蓋体と、ハウジングの内周面に内方へ突設された複数の隔壁部と、前記ベーンの両側面との間に画成された遅角側油圧室及び進角側油圧室と、該両油圧室に相対的に油圧を給排して前記ベーンを正逆回転させる油圧回路と、前記各油圧室にそれぞれ接続された油圧回路の2系統の油圧通路を機関運転状態に応じて切り替え制御する制御弁とを備えたバルブタイミング制御装置であって、前記ベーンの外面と前記蓋体を含むハウジングの内面との間にラビリンスパッキンを設けたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
前のページに戻る