特許
J-GLOBAL ID:200903078408891145

難燃剤プラスチックを生産する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山本 秀策 ,  安村 高明 ,  森下 夏樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-571584
公開番号(公開出願番号):特表2004-526834
出願日: 2002年01月28日
公開日(公表日): 2004年09月02日
要約:
本発明は、インサイチュでのフィラーの改変によって、ハロゲンフリー難燃剤である水酸化アルミニウムまたは水酸化マグネシウムに基づく、充填された、ハロゲンフリー自己消火性のポリマー化合物(HFFR化合物)の安価な製造方法に関する。適合性促進添加物の量の不均一な増加のみによって、そのフィラーの別個のコーティングを用いるのと類似のレオロジーおよび力学的な材料特性を有する満足いく防炎効果をもたらすという予測とは逆に、インサイチュ配合を用いると、適合性促進添加物の同じ添加量を用いる場合でさえ、コストが明らかに減少することに加え、部分的には、このようにして得られた自己消火性化合物のさらにより材料特性が達成され得ることが示された。
請求項(抜粋):
a)少なくとも1つの熱可塑性または架橋可能なポリマーまたは熱可塑性エラストマー、 b)少なくとも1つのハロゲンフリーの難燃剤の水酸化アルミニウムまたは水酸化マグネシウムを含むフィラーを5重量%〜90重量%、 c)適合性促進添加物であって: i)ハロゲンフリー難燃剤フィラー100部あたり、0.01〜10部の量のポリマー脂肪酸、ケト脂肪酸、脂肪アルキルオキサゾリンまたはビスオキサゾリンからなる群より選択される少なくとも1つの脂肪酸誘導体、および必要に応じてハロゲンフリー難燃剤フィラー100部あたり、0.01〜20部の量のシロキサン誘導体、ならびに/または ii)ハロゲンフリー難燃剤フィラー100部あたり、0.01〜10部の量の少なくとも1つの脂肪酸、およびハロゲンフリー難燃剤フィラー100部あたり0.01〜20部の量のシロキサン誘導体、 から構成される、添加物、 を含む、充填された難燃剤熱可塑性または架橋可能なポリオレフィンまたは熱可塑性産業用プラスチックまたは熱可塑性エラストマーまたはゴム混合物の調製のためのプロセスであって、 表面改変を有しない該フィラー(b)および該適合性促進添加物(c)を用いて該ポリマー(a)をインサイチュで難燃剤化合物へと処理する工程、 を特徴とする、プロセス。
IPC (4件):
C08L101/00 ,  C08K3/22 ,  C08K5/09 ,  C08K5/353
FI (4件):
C08L101/00 ,  C08K3/22 ,  C08K5/09 ,  C08K5/353
Fターム (6件):
4J002AA011 ,  4J002CP032 ,  4J002DE076 ,  4J002DE146 ,  4J002EF007 ,  4J002EU227
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-347633
  • 樹脂組成物、それからなる難燃シート及び壁紙
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-188252   出願人:住友化学工業株式会社
  • 表面を修飾した充填剤組成物
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平8-525406   出願人:マーチンスヴェルクゲー・エム・ベー・ハーヒュア・ヒェミッシェ・ウント・メタルルギッシェ・プロドゥクチオン
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